【RISE】 JKファイター登島優音が辛勝、“台湾の妖精”ワンも長身生かし健闘
RISEクリエーション『RISE 183』
2024年11月23日(土)東京・後楽園ホール
▼第2試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R延長1R
〇登島優音(日本/NEXT LEVEL渋谷)
延長2-0 ※10-10、10-9×2
●ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP)
【フォト】JK登島と“台湾の妖精”ワンが打ち合い!ハイキックも
登島は人気バラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)に出演し、歌を披露した事で話題となった女子高生ファイター。シンガーソングライターとの2刀流だ。空手をベースとし、22年にデビューすると”元・最強キャバ嬢”Melty輝に判定勝利。9月の前戦で4位の宮﨑若菜と引き分け、5勝(1KO)2敗2分。同級5位。
チンロンは“台湾の妖精”の異名を持ち、18年の『Krush.94』で壽美と対戦し、19年のシュートボクシングではユリカ・グラップリングシュートボクサーズジムと拳を交え健闘も判定負け。22年12月にはプロボクシング試合に出場し勝利。昨年4月はKNOCK OUTに参戦、ぱんちゃん璃奈を苦しめて注目を集めた。今年6月の前戦ではMelty輝に判定勝ちしている。戦績は22戦14勝(1KO)8敗だ。同級7位。
登島は、幼少のころからの師匠・山崎秀晃をセコンドにつけ入場。
試合は、向かい合うと長身ワンとの身長差が目立つ。ワンのジャブ、前蹴りに登島が入りづらい様子。しかし登島が強いカーフ、さらに入り際のパンチカウンターを狙う。
2Rもワンが長いワンツー、前蹴りを下ろし際のストレートとペースを取る。しかし登島も入り込んでの強い左右フックをヒットと拮抗か。
3Rには登島がたびたび前へ出ては、パンチ連打で左フックをヒット。ワンも前へ出るが、登島のクリーンヒットが上か。
判定は29-28登島、30-29ワン、29-29ドローと3者3様、延長に。
延長も遠距離ではワンの前蹴り、ジャブが入り、中距離では登島のフックの展開。後半は登島がパンチで近づくと、組んで崩れる。最後はワンがヒザを連続で入れる。
判定は2者がワンの手数よりも登島のパンチを評価、登島が辛勝した。登島は勝利も悔しげな表情、しかしセコンドの山﨑は温かくハグした。
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