【KNOCK OUT】優勝候補・壱センチャイジム、19歳新鋭・前田大尊を延長撃破!首相撲ヒザ連打も=決勝進出
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『K.O CLIMAX 2024』
2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館
▼第3試合 KICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント準決勝/3分3R・延長1R
〇壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●前田大尊(マイウェイジム)
本戦判定は29-28、29-29、29-29、壱・センチャイジムが決勝進出
壱は、しなやかな蹴りやムエタイ技術を得意とするKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者。今年7月にはONEに初参戦するなど他団体でも活躍し、今年11月の本トーナメント初戦では、NJKFバンタム級王者・嵐に完封勝利を収めている。
対する前田はイノベーションフェザー級1位。今年4月にはイノベーションフェザー級王座決定戦で元山祐希と対戦も判定で敗れ、王座獲得には至らなかった。今年11月の本トーナメント初戦では、様々なタイトル獲得歴のある大田一航を下し、準決勝に上がってきた。
1R、前田が強烈な右ミドル。サウスポーの壱は、しなやかな左ハイ、ミドルを蹴っていく。壱は首相撲からヒザ蹴り、左ヒジを見舞う。前田はバックブロー、壱のステップインにアッパー。2Rになると、中央を取る壱は左ヒジ、左フックと積極的に攻撃を仕掛ける。前田も左フックなどのパンチを出すが、壱が前蹴りや首相撲からのヒジ打ちも見せる。
3R、壱が左右のパンチで前進、左ミドルを蹴る。前田はカウンターのバックブロー、壱は近距離の左ヒジ打ち。壱は左ヒザをボディへ、コーナー際で何度もヒットさせる。壱は目尻付近を若干カットする。前田もワンツーを見舞うなど、下がらなかった。
ジャッジは1者が壱を支持するが、2者はドローに付け、延長Rに突入する。
延長R、ガードしながら前に出る壱は、左ストレートから首相撲へ。前田も右フックを返すが、壱は冷静に首相撲に持ち込むと、組んでの左右のヒザ蹴り。前田はパンチを出そうとするが、壱は前蹴りで連打を許さず。接近しての左ヒザ蹴りを繰り返す壱が、離れ際の左ストレートも放った。
ジャッジは首相撲で前田を封じ込めた、壱を3者とも支持。決勝戦へ、駒を進めた。
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