【KNOCK OUT】栗秋祥梧、元UFC戦士モタに完封負け、サッカーボールキックで会場沸かすも=UNLIMITEDルール
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『K.O CLIMAX 2024』
2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館
▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED 58.0kg契約/3分3R・延長1R
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇カルロス・モタ(ブラジル/ノースアイオワファイツRMFフェザー級チャンピオン)
栗秋は、第2代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者。左フックなどの強打を武器に、70戦近い戦績を誇る。24年10月に、チュームーシーフーを延長判定で下し、念願のKNOCK OUT王者になった。グラウンドでのパウンド攻撃が認められた、UNLIMITEDルールに挑む。
対するモタはブラジルで8連勝後、19年11月から『LFA』に参戦し、フライ級王者に輝いた。22年には、『UFC Fight Night』で戦った経歴もある元UFCファイターだ。
1R、モタが組み付いてトップを取り、バックからパウンドを放つ。ブレイク後、栗秋は右ローを蹴るが、モタがシングルレッグでテイクダウンに成功、持ち上げて叩き付ける。すると、栗秋がブリッジで返し右パウンド、グラウンドの相手にサッカーボールキック!栗秋の蹴り足を掴んだモタが、再度テイクダウンに成功した。
2R、ローの蹴り合いから、モタがタックルを仕掛けるが、場外に出てしまいブレイク。栗秋が右カーフ、ミドルを蹴るが、モタが押し倒してテイクダウンに成功。モタがサイドから顔面ヒザ、左パウンドをボディへ打ち込む。モタはロープ際から引き込んでテイクダウン狙い。スタンドから、栗秋が左フックを強打するが、モタがタックルに成功するなど、主導権を維持する。
3R、何と栗秋が自らテイクダウンし、強烈なパウンドをヒット、サッカーボールキックと攻勢、会場を沸かす。しかし、組み際ではモタが上を取り、マウントポジション。栗秋はこれを返して立ち上がるが、モタが再度タックルからテイクダウン、バックを取り右パウンド連打。何とか立ち上がろうとする栗秋だが、モタがバックから左右連打。動けば、モタがマウントから右ヒジ連打。それでも立ち上がった栗秋だが、モタに投げられてしまい、マウントポジションからパウンド連打。試合終了となった。
ジャッジは3者ともモタを支持。強豪選手相手に全力を出した栗秋だったが、惜しくも及ばなかった。
▶︎次ページは【フォト】栗秋、元UFC戦士にサッカーボールキック!自らタックル行く場面も
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