【ONE】無敗アブドゥラエフ、計量失敗でノンタイトル戦も、王者タン・カイにKO勝利
ONE Championship
『ONE Fight Night 27』
2025年1月11日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼156.75ポンド契約MMA
●タン・カイ (中国)
TKO 5R1分21秒 ※パウンド連打
○アクバル・アブドゥラエフ(キルギス)
※アブドゥラエフ計量失敗によりノンタイトル戦の実施
タン・カイは19年のONEデビュー以来8戦全勝中。22年8月のタイトル戦で当時の王者タン・リーに判定勝利で中国人男性初のONE世界王者に。その後は負傷で長期欠場となったが、昨年3月の『ONE 166』で暫定王者となったリーと再戦しKO勝利で統一王者に輝いた。
対するアブドゥラエフはキャリア11戦全勝で10フィニッシュ(9KO・1一本)を誇る無敗のキルギス強豪。しかし前日計量でまさかの失敗、その結果、試合はキャッチウェイトによる5Rのノンタイトル戦に変更となった。
1R、アブドゥラエフがリング中央を陣取り、力強いジャブとプレスで攻勢。タン・カイはサークリングをしながらカーフキックで削っていく。
2R、さらに圧力を強め強打をふるアブドゥラエフ。打ち合いの中、ダブルでテイクダウンを奪うとガードの上からコツコツとパウンド。タン・カイは立ち上がり、組みの勝負。アブドゥラエフが2度のテイクダウンを奪うなど印象を残す。
3R開始直後、パンチラッシュを仕掛けるアブドゥラエフ。続いて組み勝負でタン・カイを圧倒すると、タン・カイがテイクダウンから立ち上がっても、ヒザ蹴り連打などダメージを与え続ける。
4R、テイクダウンからトップキープのアブドゥラエフ。パウンド、顔面ヒザと怒涛の攻撃で圧倒。タン・カイの顔面からは鼻血が。タン・カイはなす術がない状態か。
5R、怒涛のパンチ連打からテイクダウンを奪うアブドゥラエフ。ガードの上かパウンドを振り落とし続ける。何もできないタン・カイを見て、レフェリーがストップした。
5R1分21秒でアブドゥラエフが王者タン・カイをKO撃破。自身の体重超過によりタイトルの移動はないが、圧倒的勝利。早期ダイレクトリマッチでのタイトル再戦の期待が集まる。
▶︎次ページは【動画】無敗アブドゥラエフ、衝撃のパウンドKO!王者タン・カイを圧倒
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