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【勝者の理由】卜部功也

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2014/08/13(水)UP

 8月9日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.44』で前NJKFライト級王者の翔・センチャイジムを左ハイキックでKOした卜部功也(チームドラゴン)。Krush随一のテクニシャンと評価の高い卜部だが、以前よりも攻撃力が増している。KOの裏側には一体何があったのか。

※この大会の試合レポートはこちら

PROFILE

卜部功也(うらべ・こうや)
1990年6月8日、東京都出身
身長170cm、体重61.0kg
41戦35勝(8KO)6敗(K-1甲子園スネあてなし試合含)
チームドラゴン所属
※詳細は選手名鑑へ→ 

■第1章 翔・センチャイジムKO劇の裏側

――KO勝ちおめでとうございます。圧勝という形でしたが、今試合を振り返っていかがですか?

「練習してきたことが出せました。翔選手はステップワークをあんまり使わない選手なので、相手を点と考えて自分が円の動きで周って戦っていこうという作戦でした。圧力はもう少しあると思ったんですけれど、向き合ったときにフィジカル面で負けてないのがわかったのでどんどんプレッシャーをかけていこうと思いました」

――ほぼ右ジャブのみで翔選手を退がらせていました。

「ジャブは基本的な技ですし、ムエタイスタイルの選手なのでガードの合間を狙って突いていこうと思っていました」

――右ミドルも効いていました。

「相手がもっとミドルを蹴ってくると思ったのであんなに蹴るつもりはなかったんですけれど、相手がガードを高く上げていたり、自分がプレッシャーをかけていたのでその場で対応しました」

――最後の左ハイキックでのKOは狙っていたものでしたか?

「狙ってはいなかったんですけれど、諦めない選手なので最後までパンチを打ってくると思っていました。タイミング的に絶対に左ストレートを出してくるなと思っていましたし、最終Rだったということでガードも甘くなっていたので、タイミングを見計らって左ストレートを出してきたときに左ハイキックを入れました」

――翔選手はNJKFの前チャンピオンです。改めてKrushのリングが最強だと証明できたと思いますか?

「Krushルールがムエタイルールと同じだと考えていては、Krushのリングで勝てないと思います。リズムもペース配分も違いますし、Krushのルールに対応してこないと他団体の選手が活躍するのは厳しいと思います」

――今回、山本真弘選手と対戦した卜部弘嵩選手の一戦と功也選手の試合は、王者・大月晴明選手への挑戦者を決める査定試合だったわけですが、自分が王座挑戦権を獲得したという自信はありますか。

「翔選手も名前のある選手ですが、兄の試合の方が注目度は高かったと思います。真弘選手に勝った兄も凄いのでまだわかりません」

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