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【シュートボクシング】“なりきり格闘家”北斗拳太郎、今回は天空山崩拳でKOだ

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2016/06/04(土)UP

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HEATからの刺客・田中(右)とフェイス・トゥ・フェイスでにらみ合う北斗(左)

 6月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2016 act.3』の前日計量&会見が、4日(土)都内にて17:00より行われた。計量は全選手が規定の体重をクリア(大桑宏章のみ再計量でパス)。

 人気漫画『北斗の拳』のキャラ真似でおなじみの“なりきり格闘家”こと、SB日本スーパーウェルター級1位・北斗拳太郎(ボスジム)は、これまでキックボクサーの外敵として参戦していたが、今大会より正式にシュートボクシング(以下SB)の一員として出場することになった。

今回も北斗ケンシロウになりきる北斗拳太郎

 北斗は、「この度はまた素晴らしいリングに呼んでいただき感謝している。HEATという団体からの外敵を相手に、SB代表としてやらせていただくことを嬉しく思っている。綺麗に倒してタイトル挑戦につなげてみせる。あのベルトを私の腰に巻くことを今年の目標としているので、ぜひかなえたいと思っている」と挨拶。

 対戦するHEATからの刺客・田中STRIKE雄基(BFA-SEED)に向かっては、「STRIKE君、先ほど計量で身体を見たが鍛錬を積んできたのか? 私とやるからには生半可な覚悟では出来ないぞ」と挑発した。

 田中は「サミットの国・三重県から来ました。僕はHEATに出ていて外敵だと思いますが、これは僕にとって一世一代の大舞台、ビッグチャンスが巡ってきたと思っています。この試合に勝てば北斗選手、坂本選手のタイトル争いに絡めると思うので、それだけを目指して試合をします」と、SB参戦で名を挙げたいと挨拶。北斗の挑発には「誰しもがそうだと思いますが、覚悟は出来ています」と返す。

 そんな田中に北斗は、「今回の奥義は天空山崩拳(てんくうざんほうけん)だ。必ず出して倒して見せる」と、毎回恒例となっているボス神拳(北斗神拳をもじっている。ボスは所属するボスジムのこと)の必殺技でKOすると宣言。

 また、会見に同席したSB協会のシーザー武志会長は、「SB日本スーパーウェルター級王者の坂本(優起)は北斗君に2敗している。これはまずいんじゃないかと思う。坂本と北斗君が勝ち続けて、70kgの選手が多くなってきたらトーナメントをやりたいと思っています。そこで王座決定戦をやってもいい」と、坂本が王座を返上した上で改めて王座決定トーナメントを行う可能性があることを示唆した。

 これを受けて北斗は、「HEATという外部の敵と戦うことで私はSB側の人間になったと認識している。そしてチャンピオンに2度勝っているからには私がエースだと言っていいと思う。しかし、エースと言うにはベルトが必要だ。2度負けている坂本選手より私の方がベルトが似合っている」と、エース宣言をするとともに早くSBのチャンピオンベルトが欲しいと語った。

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