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【シュートボクシング】RENAの自己採点は5点「イライラを年末にぶつける」

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2016/11/12(土)UP

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最終ラウンドは倒しに行ったRENA(右)だったが、タフなノヴァス(左)を倒しきることは出来なかった

 11月11日(金)東京・TDCホールで開催された『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2016』。

 今大会でシュートボクシング(以下SB)世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)が、30年以上の歴史を誇るSBにおいて、男女混合大会で史上初の女子メインイベントを務めた。

 MMA(総合格闘技)で二冠王、世界女子ムエタイトーナメントでは金メダルを獲得しているキンバリー・ノヴァス(ブラジル)に判定勝ち(30-28、30-28、30-29の判定3-0)したRENAだが、試合後は「反省しかない」と苦笑い。

判定3-0の勝利で手を上げられたRENAだが表情は複雑

「エンジンをかけるのが遅すぎました。距離がなかなか合わなくて、何で倒そう、何をしようと考えているうちに時間が過ぎていった感じ。自分のジャブ、ローが当たらない距離から飛び込んで来たので、自分の距離とやりたいことが一致せず、どうしようと考え込んでしまいました」とRENA。

 女子初のメインイベント、それもSB最大の祭典である2年に一度の『S-cup』のメインだったことのプレッシャーは当然あった。さらに7月の世界タイトル防衛戦、9月の山本美憂戦、そして今回と大きな試合の連戦で「集中しきれていなかったのもあります。試合毎にルールも違いますし…」とこぼしたRENAだが、すぐに「でもそれは言い訳でしかない。もう1回気を引き締めて、笑顔で年を越したいのでこのイライラを年末にぶつけます」と、年末に開催される『RIZIN』へ気持ちを向けた。

イベントで共演したアイドルグループのアップアップガールズ(仮)も応援に駆けつけた

 シーザー武志SB協会会長は「全然RENAの試合じゃない。今日は50点ぐらい」と、RENAの自己採点「5点」よりは高い点数だったが、RENAに苦言を呈した。

「メインの試合はお客さんが喜んでくれなければダメ。その意識がまだ足りなかった。以前も組んでヒザ蹴りに来る選手に手こずっていたことがあったので、あれは自分で考えて勉強しないといけない。これでいいと思ったらダメですよ」

 来年、名誉挽回のメイン再抜擢の可能性はとの質問には「もっと練習しないとダメ」と厳しい回答。しかし、「逆に言えばまだノビシロがあるということ。男子顔負けの試合が出来れば大したものです。今回は持ち味が出せませんでしたが、いい経験になったでしょう」と、さらなる成長を期待していた。

※この大会の全試合結果はこちら

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