【ボクシング】笑顔の拳四朗、初防衛戦にもプレッシャー無し
10月22日(日)東京・両国国技館で開催される『トリプル世界タイトルマッチ』の調印式&記者会見が、19日(木)都内にて行われた(エンダムvs村田の調印式&記者会見は20日)。
今回が初防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMBジム)は、「体調も万全なので、今日しっかり汗をかいて調整して、明日はゆっくりと映画でも見て買い物してリラックスしたいと思います」と、全く初防衛戦の緊張感を感じさせないリラックスムード。
「前回は挑戦者として試合をしましたが、今回はチャンピオンなのでその自覚をもって、チャンピオンらしく試合をして圧勝したい」と圧勝宣言する拳四朗。圧勝の内容を問われると「相手のパンチをもらわずに自分のパンチを当ててKO勝利することが圧勝。流れでKOを狙うので焦っては行かないつもりです」と、冷静にKOしたいと語った。
挑戦者の元同級王者で現・同級1位のペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)について聞かれると、「元チャンピオンということで凄く強い選手だと思いますが、今のチャンピオンは僕なので僕が絶対に勝ちます」と、“現”と“元”の違いを見せると言い放った。
ゲバラは2014年12月に八重樫東から7RでKO勝ちを収めWBC世界ライトフライ級王座を奪取、その後2度の防衛に成功したが、2015年11月に判定1-2で木村悠に敗れて3度目の防衛に失敗した。戦績は33戦30勝(17KO)2敗1分。拳四朗は10戦10勝(5KO)無敗で、3倍以上のキャリアを持つ。
「体調は万全、コンディションは最高です。この挑戦に必ず勝ちたい。試合のカギとなるのは“意欲”だろう。意欲に関しては誰にも負けません。私は3度目の世界挑戦となりますが、メキシコ人らしく正々堂々と戦いたいと思います」と語った。
この日はWBC世界フライ級タイトルマッチを争う王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツジム)、挑戦者のWBC世界フライ級6位・IBF世界フライ級11位トマ・マソン(27=フランス)との合同会見だったが、ピリピリした雰囲気を漂わせる両者とは対照的に、拳四朗もゲバラも終始ニコニコ。写真撮影にも両者笑顔で応じた。
会見後、拳四朗は「試合当日になれば緊張すると思いますが、今のところ全く普段と変わらないです。全然プレッシャーはないです」と強心臓ぶりを発揮し、「リミットまであと1kgないくらいなので、今日練習したら落ちます」と減量も余裕だという。
「細かい作戦は何も決めていません。それは前回と一緒」だと言い、「試合後の自分へのご褒美にはモンクレ―ルのダウンジャケットを買いたい」と笑った。
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