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【K-1】ヘビー級王者プラチバット初防衛に自信、シカティック師弟がマナート親子を撃退へ

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2018/03/19(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

かつて師匠のシカティックがマナート父を撃退したのに続き、その息子ロエルを撃退すると宣言したプラチバット

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される新生K-1史上最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』で、初防衛戦を行うヘビー級王者アントニオ・プラチバット(24=クロアチア)が19日(月)都内にて公開練習を行った。

 初代K-1 WORLD GP王者(ヘビー級トーナメント)ブランコ・シカティックの弟子でもあるプラチバットは、昨年11月の新生K-1初代ヘビー級王座決定トーナメントでイブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)とともに全てKO勝ちで決勝進出し、ボウニとの剛腕対決を3-0の判定で制して優勝した。

プラチバットのコンビネーション。ヒザから右フック、左ボディ、ロー、飛びヒザ

 今回の初防衛戦では、ピーター・アーツを指導した名コーチで自身も名選手だったアンドレ・マナートの息子、ロエル・マナート(24=オランダ)を迎え撃つ。ロエルはトーナメント準決勝でボウニにKOされたものの、1回戦では岩下雅大に左ミドルキックを叩き込み1RでKOしている強豪だ。

 公開練習でのミット打ちでプラチバットは強烈なパンチのコンビネーションを見せ、コンビネーションの終わりには196㎝の巨体を宙に舞わせての飛びヒザ蹴りも放って見せた。

 試合まであと2日と迫った現在のコンディションを尋ねられると、「トーナメントの時よりも30%アップした。あの後、クロアチアに帰国してずっと練習してたんだ。絶好調だよ」と語った。

「トーナメント前の僕はまだ経験が少なかったが、チームがいい作戦を立ててくれたので、それに従って戦うことで優勝できた」というプラチバットは「優勝して自信もついたし、その後の練習でさらに強くなった。パワーもスタミナもスピードも、すべての面で成長したよ」と王者としての自信をのぞかせた。

 対戦相手のロエルに関しては、「ファンの皆さんもご存じの通り、オランダのK-1スクールのエリートだ。僕より背も少し高いね。だが、彼のことは十分研究して、欠点も分かっている」とロエル対策は万全だと言う。

 前日の取材でロエルは「前回以上に大会場なので、後ろの方の席のお客さんにも分かるように、迫力ある試合をしたい」と語っていたが、そのことを伝えるとプラチバットは「僕も会場に来てくれるお客さんのために面白い試合になるよう、全力を尽くすよ。激しい試合は大好きだから、もの凄い試合をお見せする」と激闘を誓う。

 師匠のシカティックからアドバイスは受けたかと尋ねると、「もちろんだ。シカティック先生はロエルの父アンドレ・マナートと戦い、勝利した。俺も先生同様ロエルを倒すよ」と必勝宣言。そして「ぜひこのビッグイベントに足を運んでください。まるで花火のようなド派手な試合をお見せします」とファンに向けて約束した。

 新生K-1ヘビー級王者の初防衛戦は、王者決定トーナメント同様、倒すか倒されるかの大激闘になりそうだ。

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・初代K-1王者シカティックの弟子が新生K-1初代ヘビー級王座に就く

・”シカティックの弟子”プラチバットの初防衛戦はマナート息子と”遺伝子対決”

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