【K-1】「首をへし折ってやる」「サーカスのピエロ」と言われても動じない城戸康裕
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される新生K-1史上最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の前日公開計量&記者会見が、20日(火)の13:00より都内で行われた。
翌日の試合へ向け、闘志をみなぎらせる選手がほとんどの中、独自の世界を繰り広げたのがスーパーファイト(ワンマッチ)で28戦27勝(25KO)1敗の戦績を持つイッサム・チャディッド(23=スペイン)と対戦する城戸康裕(35=谷山ジム)。しかし“KOマシン”とも言われるイッサム本人を前にしても、いつもの“城戸節”は変わらない。
「もう不調だとしても好調と言うしかない」と相変わらず人を食った態度の城戸は、担々麺作りという異例の形となった公開練習の裏話を「スタッフさんが揉めて変な空気になった」と苦笑いしながら明かし、「明日はかなりいい煽り映像があるので楽しみにしてください」と、試合同様に力を入れる自身の作品をPR。
計量1週間前の時点でリミットまで8.6㎏を残し、断食生活に入ることを明かしていた城戸だが、この日は会見前の計量を無事にクリア。会見では自身初となるファスティング(固形物を食べずドリンクのみを口にするダイエット方法)を行い、減量および計量を成功させたことを語った。
「初めてファスティングを3日間=72時間やってみたんですけど、驚くのが屁をこいたら臭くないんです(笑)。トイレに行っても臭くないんです。食べてないから。食べない減量が一番落ちるんです。すごくいいと思ったので、みんなやらないでね。僕はまたやります。前回(昨年11月、初めてウェルター級に落として木村“フィリップ”ミノルと対戦=判定負け)よりもコンディションがいい」と、会見は城戸の独演会状態に。
無事に計量をパスした安堵感もあったのか、小学生が喜ぶであろうワードを嬉々として語った城戸だが、これに対しイッサムは「以前会った城戸はもっと礼儀正しい人だったのに、今はサーカスのピエロ」と呆れた様子。「明日は首をへし折ってやろうと思います」と付け加えた。
しかしこれにひるむ城戸ではなく、「俺はちゃんと礼儀のある人なので、日本らしいプレゼントを持ってきました」と日の丸のハチマキをイッサムに手渡す。何でも、卜部弘嵩にヘルメットを持参した皇治のように、“お前がつけろ”と言われても困らないよう配慮してハチマキにしたとのことで、イッサムもこれは拒否することなく受け取って退出。“城戸ワールド”を存分に発揮し、試合前の前哨戦は城戸がペースを握ることに成功した。
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