【RIZIN】修斗世界王者・松本光史が初参戦「最高のパフォーマンス魅せる」
5月6日(日)マリンメッセ福岡で開催される『RIZIN.10』の追加対戦カードが、4月5日(木)都内で行われた記者会見で発表された。
修斗世界ライト級王者・松本光史(34=フリー)が初参戦、元UFCファイターのダロン・クルックシャンク(32=アメリカ)と対戦する。
松本はDEEPの新人王トーナメントやシュートボクシングを経験した後、2009年1月から修斗に参戦。2009年修斗ウェルター級新人王決定トーナメントで優勝し、その後は勝ったり負けたりを繰り返していたが、2014年頃から実力を発揮。2015年4月に大尊伸光を破り第8代修斗環太平洋ウェルター級王者になると2度の防衛に成功し、2016年4月には第12代修斗世界ウェルター級王座に就いた。
粘り強い寝技を得意としていたが、打撃にも磨きをかけて今年3月には岡野裕城に1RでKO勝ちして初防衛にも成功している。
会見に出席した松本は「今回、試合を評価していただいて選んでいただいたということで大変光栄に思っています。修斗のベルトを巻いたまま参戦させていただきますので、歴代のチャンピオンに恥じないように最高のパフォーマンスを魅せたいと思います」とあいさつ。
修斗世界ウェルター級の歴代王者には、宇野薫、五味隆典、ヨアキム・ハンセン、川尻達也らがおり、いずれも大舞台で活躍してきた選手。松本にも同様の活躍が期待されるところで、高田延彦RIZIN統括本部長から「なぜUFCに出られるほどの実力がありながらRIZINを選んだの?」と質問されると、「簡単に言うと求められたからです。評価していただけるところに出させていただこうと思いました」と答えた。
対戦するクルックシャンクは2016年4月にRIZIN初参戦を果たすと第6代修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治、アンディ・サワーから勝利を収めたが、北岡悟、矢地祐介に連敗。その後、アメリカのローカル団体に出場し、1RにハイキックでKO勝ちして再起を遂げた。今回は約1年ぶりの参戦となる。
クルックシャンクからは「1年ぶりに日本で試合が出来ることをとても嬉しく思っている。今回は福岡という新しい環境に対応できるか懸念もあるが、楽しみにしている。対戦相手は総合的にまとまっていて良い選手だ。よく言えば穴が無く、悪く言えば特別に良い部分もない。対戦相手については実際に向かい合ってみないと分からない部分が多いが、間違いなく自分の方がダイナミックなストライカーだ。試合展開は彼が打撃を嫌がり、距離を詰めてテイクダウンしに来るだろうね。いずれにしろ勝つことよりも福岡のファンに喜んでもらえるようなパフォーマンスをするだけだ、みんな楽しみにしていてくれ」とのメッセージが読み上げられた。
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