2021/04/24（土）UP
（最終更新：2021/04/24 21:40）

伊藤紗弥（左）とAyaka（右）がともに計量パス

　4月25日（日）東京・八王子市富士森体育館で開催されるムエタイイベント『ムエローク2021 HACHIOJI』の前日計量が24日に行われた。

　メインイベント（第15試合）の［BOMピン級（-45.53kg）女子王座決定戦　2分5R］に出場する“ムエタイ才女”伊藤紗弥（22＝尚武会）は45.1kg、Ayaka（19=NJKF健心塾）は44.9kgで共に計量パス。

　無事に計量を終えた伊藤は、自身のSNSで「計量終わりました！明日はいつも応援してくれている方々にいい試合を見せられるよう全力で戦います」とコメント。
　対するAyakaも自身のSNSに「計量44.9でクリア！明日は暴れます！」と明日の試合への意気込みを投稿している。

Ayaka（右）をムエタイ仕込みの蹴りで攻める伊藤

　両者は昨年2月、初のRISEへの参戦で対戦し、伊藤の得意な蹴りにAyakaがステップとカウンターパンチで対抗。3RにAyakaがボディへのパンチでKO勝利した。

　しかし今回は、ヒジ、組み無しのRISEルールとは違い、ヒジあり、組んでからの無制限のヒザありのムエタイルール。伊藤の得意フィールドでのリベンジマッチとなるが、相手のAyakaは伊藤に勝利した場合、ファイトマネーに加えて100万円の賞金が授与される。

　さらにムエタイ団体『BOM』初の女子王座決定戦となる。この戦いに勝利して、BOM初の女王に輝くのは果たしてどちらか。

　伊藤は4歳の頃からムエタイを始め、僅か13歳でWPMF女子世界ピン級暫定王座を獲得。その後はWBCムエタイ、WMCなど世界三冠王となり“天才ムエタイ少女”として名を馳せた。Ayaka戦の後は、昨年12月に祥子JSKに判定勝利し再起している。

　対するAyakaは19年にNJKFミネルヴァピン級王座決定戦を制し、高校生にして王座を戴冠。伊藤戦の後はRISEの女子トーナメント『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』に参戦し、1回戦で王者・紅絹に敗退も、リザーブファイトで現王者の宮﨑小雪に勝利した。今年2月にはミネルヴァ王座の初防衛に成功している。

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