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【ボクシング】村田諒太がKO勝利、日本人初のミドル級防衛成功

2018/04/15(日)UP

村田の右がクリーンヒットする

 4月15日(日)横浜アリーナで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで、王者・村田諒太(32=帝拳ジム)は同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を挑戦者に迎えての初防衛戦で、8R TKO勝利で初防衛に成功し、日本人として初めての世界ミドル級王座防衛に成功した。

右のボディストレートがクリーンヒット

 日本人では初めて1995年に竹原慎二がミドル級世界王座を獲得したが、翌96年の初防衛戦でTKO負けし、防衛に失敗した。それから22年、ついに日本人が世界ミドル級の防衛を成し遂げたのだ。

 村田は1Rからいつも通りガードを高く上げ、ジャブを出しながら前に出てプレッシャーをかける。

”カメレオン”の異名を取るブランダムラは、ジャブを出しつつ、足を使って左へまわったり、バックステップし続ける。

村田が右でKOする

 村田は強烈なジャブや、力のこもった右ストレートを繰り出すが、ディフェンス巧者のブランダムラはクリーンヒットを許さない。何度もコーナーに追い込んだ村田だが、ブランダムラはジャブを出しつつ、すり抜ける。

 そしてブランダムラは時に右ストレートをいきなり打つ。

 4R、村田は右の打ちおろしを叩き込む。5Rには左ワンツーや左ボディフックを入れるが、ブランダムラのパンチも入り、村田は鼻から出血。しかしブランダムラも、村田の圧力で何度もロープに押し込まれるため、背中が真っ赤になる。

 6Rに強烈なストレートやボディを入れた村田、そして8R終盤、前に出続けた村田の右ストレートがヒットし、効く。そこから村田はさらに右ストレート、そして最後は右フックを叩き込んで、ブランダムラはマットに沈んだ。8R 2分56秒、KOでの初防衛成功だ。

 日本人初のミドル級での世界王座防衛に成功した村田は、リング内でインタビューに答え、「皆さんは『はよ、倒せよ!』と思ってたかもしれませんが、僕自身も倒したかったけど、なかなか倒せませんでした。ラッキーでした!」と満面の笑顔を見せた。

 戦いたい相手を尋ねられると、「ゴロフキンを目指してやりたいです!」と即答。「でも今のままでは勝てないと思うんで、強くなりたいです」と、さらなる進化を目指していく。(稲垣收)

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