【ボクシング】「村田諒太vsゴロフキンを東京ドームで今冬やりたい」プロモーターのボブ・アラム氏
4月15日(日)横浜アリーナにて行われるWBA世界ミドル級タイトルマッチで王者・村田諒太(32=帝拳ジム)は同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を相手に初防衛戦を行うが、13日(金)都内で両者の調印式と記者会見が行われた。
会見には全米屈指の敏腕プロモーターで、マニー・パッキャオのプロモートも手がけるトップランク社のボブ・アラム氏も出席し、村田の試合への期待を語った。
「この半年で日本に来るのは2度目だが、前回も村田の世界戦だった(昨年10月のアッサン・エンダム戦)。前回の試合はESPN(アメリカのスポーツTV局)で生放送され、アメリカ東海岸時間で朝7時半からだったにも関わらず、いい数字を出した。今回は朝8時からESPNで生放送、夜に再放送されるが、前回以上の数字を出すだろう」とアラム氏。
そして、さらに驚くべき構想を明かした。ミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と村田を東京ドームで対戦させたい、というのだ。
ゴロフキンは38戦37勝(33KO)1分という戦績を誇る無敗のスーパー王者である。
「GGG(ゴロフキンのニックネーム)のマネージャーと私はとても仲がいいんだ。私はGGGと村田を東京ドームで対戦させたい。実現すれば日本で史上最大のファイトになるだろう」とアラム氏。そして「遅くとも今年冬までには実現させたい」と言う。
ただし、この話は、まだプランの段階だ。
「まだ誰も合意したわけではない。だが私は、日本で村田とタイトルマッチをやるよう、GGGを説得することができると思う」と自信満々に語った。
しかし、そのためにはまず、村田が今回の初防衛戦をクリアする必要がある。勝てば、村田にとって、大いなる夢が広がる。東京ドーム戦が実現すればボクシングでは90年2月に51,600人を動員したマイク・タイソンvsジェームス・ダグラス以来となる。(稲垣收)
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