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【RIZIN】浜崎朱加が大奮闘ガルシアを破りRIZIN白星デビュー

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2018/05/06(日)UP

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腕十字を仕掛ける浜崎(右)

RIZIN FF事務局
「RIZIN.10」
2018年5月6日(日)マリンメッセ福岡

▼第5試合 RIZIN女子MMAルール 49.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
○浜崎朱加(36=AACC/元INVICTA FCアトム級世界王者、元DEEP JEWELSライト級王者)
判定3-0
●アリーシャ・ガルシア(24=アメリカ)

浜崎(右)のセコンドに就いたRENA(上)

 浜崎は高校・大学・実業団と柔道を経験し、2008年にMMAへ転向。日本女子MMAのパイオニアである藤井恵(2013年引退)の英才教育を受け、2009年10月にプロデビュー。関節技で次々と一本勝ちし、2010年12月にはジュエルス初代ライト級王者に。2012年7月からは世界最大の女子MMA団体『INVICTA』を主戦場とし、2015年7月にINVICTA FCアトム級世界王座を奪取。日本人初の快挙を成し遂げた。同王座は2度防衛に成功し、2017年に返上している。戦績は13勝2敗。

 対戦するガルシアはレスリングからMMAに転向し、ジョシュ・バーネットに師事。2016年末に初来日して浅倉カンナに勝利し、昨年10月の「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」の1回戦ではマリア・オリベイラに判定で惜敗した。今回もセコンドにはジョシュが就く。浜崎のセコンドには練習仲間であるRENAが就いた。

 1R始まってすぐ、浜崎はパンチを連打して前へ出る。ガルシアが打ち返してくると浜崎はタックルで組み付き寝技に持ち込む。ガルシアは立ち上がり、浜崎が一度投げを決めるがガルシアはすぐに立ち上がる。鼻血を出す浜崎に右フックの連打で前へ出るガルシア。

 2R、浜崎は右のジャブを上手く当てていき、タックルでテイクダウンを奪う。サイドポジションでガルシアの両腕を抑えながら顔面へパンチとヒジを打ち込む。ガルシアは立ち上がるが、再び浜崎が寝かせる。浜崎がマウントを奪った瞬間に、上下を入れ替えて上になるガルシア。浜崎は蹴り上げでガルシアにパウンドを打たせない。

 3R、浜崎がタックルに行くとガルシアはアームロックに捕らえる。浜崎は逃れるとすぐにバックを奪いに行き、スピーディーな攻防に場内が沸く。バックを取り合い、ガルシアがスリーパーの体勢に入るが浜崎はこの仕掛けを外す。バックを奪い返した浜崎がパンチとヒジ。残り20秒で浜崎が腕十字を仕掛けるが、ガルシアはディフェンス。そのままの体勢で試合終了のゴングを聞いた。

 奮闘したガルシアだったが、判定3-0で浜崎が勝利。RIZIN初陣を白星で飾った。浜崎はマイクを持ち、「3年半ぶりに日本に戻ってきました。アメリカでは世界チャンピオンになって日本を盛り上げたいと思って戻って来ましたが、今日の試合は一本を極められなくて不甲斐ないです。次の試合では一本を極めたいと思います。また懲りずに続けていきたいと思うのでよろしくお願いします」と話した。

 しかし、一本を極められなかった悔しさからか、リングを降りると涙を流した。

photo=(c)RIZIN FF

●全試合結果はこちら

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