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【ボクシング】ミドル級2冠王者・国本陸がKO防衛「アジア3冠目指し、国内で一番強いボクサーに」

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2024/03/31(日)UP

 3月31日(日)愛知・名古屋国際会議場で開催されたボクシングイベント『3150FIGHT vol.8』の[日本・WBOアジアパシフィック(AP) ミドル級タイトルマッチ10回戦]では、2冠王者の国本陸(26=六島)が日本ミドル級1位・可兒栄樹(22=T&T)に6回1分53秒、TKO勝利。日本王座3度目、WBOAP王座を初防衛した。

 当初は英国マッチルーム社による国際的なミドル級トーナメントが開催予定だったが延期に。2冠タイトルマッチに変更された。

 試合では、国本が序盤から前へ出ては強烈な右、左右のボディを打ち込んでゆく。

 頭をつけ合うような接近戦が続き、3Rや5Rには可兒がコンビネーションをまとめ、場内を湧かせる場面を作る。しかし国本のガードは堅く、重いボディをヒットさせる。

 5R終盤時の採点は、48-47が2者、50-45といずれも国本がリードしている。

 そして6R、国本が声を上げワンツーを放ち、右がクリーンヒット!可兒の腰が落ち、立て直そうと距離を取るも、国本が追いかけ右の追撃!可兒がダウンした。

 立ち上がった可兒に、国本が声を上げ、一発一発力を込めたパンチを入れてゆく。可兒は防戦、国本の右にまたも可兒がグラつくと、レフリーが試合を止めた。

 国本はマイクで「正直しんどい試合だった、勝てて良かった」と一息。相手は自分の研究をしてきたと語り「東洋のベルトを巻いて、アジア3冠を目指したい。世界は遠すぎるので、まずは国内で一番強いボクサーになりたい」と意気込んだ。

【動画】ABEMAアーカイブ放送を見る
テキストを押すと、XのTKO勝利の瞬間が流れます。

※全試合結果はこちら

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