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タイソンvsジェイクはプロ公式戦に!”変則ルール”でタイソン有利の声も

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2024/05/01(水)UP

タイソンvsジェイクが決定!(c)Getty/NAoki Fukuda

 7月20日(土・現地時間)米国テキサス州にて行われる、元プロボクシング世界ヘビー級王者マイク・タイソン(57=米国)とジェイク・ポール(27=米国)のボクシング対決は、テキサス州ライセンス規制局によりプロ公式戦と認定された。
 また当初発表されていた16オンスから、14オンスの小さなグローブに変更される。
 最近ではタイソンのパワフルすぎる練習動画や、公衆の面前でいきなりマッチョぶりをアピールする効果もあり、”タイソン有利”の声も増えているが、プロ戦となり果たしてどう変わるか。

【フォト・動画】タイソンがいきなり脱ぎ出し、筋肉アピール!テレビ番組やサイン会、路上でも…

 米メディア『ESPN』によると、試合はヘビー級、グローブは14オンスを使用し、ヘッドギアは無し、2分間のラウンドによる8回戦で行われる。

 4月上旬の海外報道ではグローブは16オンス、KO以外は勝敗無しのエキシビションマッチでと報道されていたが、プロ戦になりグローブの重さも変更になった。

 テキサス州はこのルールの決定について、タイソンとジェイクのこれまでの試合記録・経験を考慮に入れたと言う。

 そして両者の健康診断も実施。2人ともに”身体的に競技できる”としたが、ジェイクは過去半年以内に2人のプロボクサーに1R KO勝利していることから、タイソンの年齢とジェイクのパワーパンチも考慮したとのことだ。

 男子ボクシングでは変則の「2分8R」となるが、元世界2階級制覇ティモシー・ブラッドリーなどは「2分間はタイソンに有利」と言う。
 年齢を重ねたタイソンだが、ブラッドリーは「力は衰えていない。ボディやパワーショットを打ち込むのにちょうどよい時間だ。KOするのに必要なのは2分というラウンドだ」と、タイソンに有利なルールであると言う。

 また発表された当時のオッズは、大差でジェイクが有利だったが、現在はほぼ拮抗している。
  さらにSNSでジェイクのプロモーションがSNSで勝敗予想のアンケートを取ったが
”タイソンのKO勝利”がダントツで1位になり、すでに逆転しているという見方もある。 

 これはタイソンがSNSでアップし続ける、パワフルな練習動画の効果と言われている。またアピールのためか、タイソンはテレビ番組やサイン会、路上でもいきなり脱いではマッチョぶりを見せつけており、これも効果があるのかもしれない。

 もっとも試合時58歳となるタイソンの身を危ぶむ声も多い。
 ジェイクは現在105kgに体重をアップし、打たれ強さ対策をしているという報道もあり”勝ちに来ている”ようだ。 

 公式戦となり、互いに練習にもより熱が入るだろう。どのような試合になるのか。

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