2012/10/19（金）UP
（最終更新：2020/04/14 14:34）

▲計量をパスし、明日のメインイベントのゴングを待つのみとなった桜井（左）と中村（右）

　10月19日（金）東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 60 IMPACT』の公開計量が、18日（木）都内ジムにて行われた。寒川直喜（バンゲリングベイ）とロクク・ダリ（コンゴ/Honey Trap）がオーバーで再計量となり、他の選手は全員が一発でパスした。

　メインイベントで対戦するのは、桜井隆多（R-BLOOD）と中村和裕（吉田道場）。両選手ともPRIDEに出場経験があり、海外のリングでも戦ってきたベテラン同士だ。

　中村は「調子はいい。絶好調。試合に出るたびに調子がよくなっている。もう勝った」と、試合をやる前からすでに勝っていると豪語。「対策はセコンドに練ってもらっているけれど、自分は言うことを聞かない。やりたいようにやる。自分にしか出来ない試合を見せたい」と暴走柔道家っぷりを発揮する。「これで勝ったらタイトルマッチだと聞いているので負けられない状況。柔道家としてオリンピックに負けない興奮と感動をお見せします」と語った。

　迎え撃つ桜井は「調子はいつも通りいいです。対策は特になく出たとこ勝負。明日はやるだけですね。お客さんが沸く試合をしたいから、KOか一本で決着がつく分かりやすい試合がしたい」とコメント。長きに渡ってDEEP後楽園ホール大会で常に観客を沸かせる激闘を展開してきた“ミスターDEEP”らしく、観客を意識した試合を見せたいという。

　中村がPRIDE、戦極、UFCとメジャーリングを渡り歩いて来たことに関しては、「特に意識はしていません。場所は違っても自分は同じくらいのことをやってきたと思っている。DEEPでやっているメンバーは強いということを見せたい」と、桜井はDEEPで戦ってきた誇りを感じさせるコメントをした。

　なお、チェ・ドゥホの欠場で昇侍（KIBAマーシャルアーツクラブ）の相手はキム・ホジュン（CMA KOREA/TEAM POSSE）に決定。キムはキックボクシングをバックボーンに2004年に総合格闘技デビュー。2009年には韓国の柔術大会で準優勝、修斗KOREA主催のトーナメントで優勝、サンボの大会にも出場したことがあるという。戦績はプロ2戦2勝、アマチュア13勝2分。

DEEP事務局
イーストアンドウエストpresents
「DEEP 60 IMPACT」
2012年10月19日（金）東京・後楽園ホール
開場17：30　開始18：00

＜全対戦カード＞

▼メインイベント（第12試合）　ミドル級（83.9kg以下)　5分3R
桜井隆多（R-BLOOD）＝83.9kg
vs
中村和裕（吉田道場）＝83.9kg

▼セミファイナル（第11試合）　DEEPライトヘビー級タイトルマッチ　5分3R
中西良行（TRIBE TOKYO M.M.A/王者）＝92.7kg
vs
悠羽輝（ゆうき/TEAM CLIMB/挑戦者）＝92.1kg

▼第10試合　ライト級（70.3kg以下）　5分3R
菊野克紀（ALLIANCE）＝70.1kg
vs
岸本泰昭（総合格闘技道場コブラ会）＝70.2kg

▼第9試合　フェザー級（65.8kg以下）　5分3R
昇侍（KIBAマーシャルアーツクラブ）＝66.3kg
vs
キム・ホジュン（CMA KOREA/TEAM POSSE）＝66.8kg

▼第8試合　バンタム級（62kg以下）　5分3R
DJ.taiki（フリー）＝62.0kg
vs
北田俊亮（パラエストラ千葉）＝61.9kg

▼第7試合　ライト級（70.3kg以下）　5分2R
中村大介（U- FILE CAMP/DEEPライト級王者）＝70.1kg
vs
伊藤崇文（パンクラスism）＝70.3kg

▼第6試合　バンタム級（62kg以下）　5分2R
大塚隆史（AACC）＝62.0kg
vs
直撃我聞（フリー）＝62.0kg

▼第5試合　ウェルター級（77.1kg以下）　5分2R
長谷川秀彦（アカデミア・アーザ）＝77.0kg
vs
川中孝浩（BRAVE）＝76.5kg

▼第4試合　ウェルター級（77.1kg以下）　5分2R
寒川直喜（バンゲリングベイ）＝77.6kg→再計量
vs
飛鷺輝（フリー）＝76.8kg

▼第3試合　ライト級（70.3kg以下）　5分2R
川崎泰裕（R-BLOOD）＝70.2kg
vs
濱村　健（Honey Trap）＝70.0kg