2012/12/14（金）UP
（最終更新：2012/12/14 06:17）

▲メインイベントのKrush -60kg級タイトルマッチで対戦する王者・卜部弘嵩（左）と挑戦者・石川直生（右）

　12月14日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.25 ～TEAM DRAGON 10th Anniversary～』の公開計量が、13日（木）13：00より都内で行われた。計量は全選手が一発でリミットをパスし、明日のゴングを待つのみとなった。

　チームドラゴン10周年記念興行のメインイベントで石川直生（青春塾）を挑戦者に迎え、3度目の防衛戦に臨むKrush－60kg級王者・卜部弘嵩（チームドラゴン）は「今年は辰年でチームドラゴンの10周年、その年の最後の試合でタイトルマッチです。こんな最高の試合はないんじゃないですかね。そのためにもしっかり仕上げてきました」とコメント。「自分はチャンピオンだし、チームドラゴンも背負っている。（石川を）ぶっ倒して、来年は世界に行く」と王座防衛と世界進出を目標に掲げる。

　一方の石川は「チャンピオンに勝つのはかなり難しいと思うけど、それ以上に俺に勝つのは難しい。そのくらい出来がいいので、明日はリングで答えを見守っていて下さい」と自信たっぷり。卜部が所属するチームドラゴンの記念興行でのタイトルマッチについても「おいしい。明日は赤穂浪士の討ち入りの日。俺は下剋上だと捉えている。明日は俺が全部持って行く」と言い切った。

　セミファイナルに抜擢され、グァニー・バラッジ（フランス）と対戦する山崎秀晃（チームドラゴン）は「グァニーは計量が終わってニヤニヤしてリズムをとって、余裕をかましていた。顎に一発重たいのを入れて沈めてやりたいと思います」と、その豪腕によるKOを予告。対するバラッジも「俺が逆にKOしてやる！」と反撃し、KO必至の壮絶な殴り合いが予想される。

　また61kgまで階級を落とし、ミカエル・ペイノー（フランス）と対戦する卜部功也（チームドラゴン）は「自分にはこの階級が合っている。この階級で一番になりたい。明日は最後までKOを狙って会場を沸かせる」とコメント。

　トーマス・アダマンドポウロスにKO負けして以来の再起戦となる梶原龍児（チームドラゴン）は「一輝選手にはボクシングの素晴らしい先生がいるけど、僕もボクシング哲学では負けていないと思うんで、そこでも勝負したい。一輝選手は真っ直ぐな選手で、スポーツマン精神も持っているので、僕も真正面から向かい合いたい」と一輝（OGUNI）との真っ向勝負を予告した。