【グローリー】5・3因縁のマグナムvs松本が1回戦で実現！

2013/04/09（火）UP
（最終更新：2013/04/09 18:19）

　5月3日（金・祝）東京・有明コロシアムで開催される『GLORY8 TOKYO -65kg Slam』との同時開催として、『Road to GLORY JAPAN－85kg』が行われることが決定した。当日は『Road to GLORY JAPAN－85kg』を第一部、『GLORY8 TOKYO -65kg Slam』を第二部として開催。4月9日（火）都内にて行われた記者会見で発表された。

　今大会では－85kgの日本トーナメントが行われ、優勝者は『GLORY World Series』で年内に日本かアメリカで実施される予定の世界トーナメントに日本代表として出場する。

　出場者はMA日本キックボクシング連盟ヘビー級王者のマグナム酒井（士道館士魂村上塾）、新日本キックボクシング協会日本ヘビー級王者の松本哉朗（まつもと・としお/目黒藤本ジム）、RISEヘビー級王者の清水賢吾（極真会館）、RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT2006無差別級トーナメント準優勝の新村優貴（TEAM CLIMB）の4選手。

　会見では安生洋二Road to GLORYスポークスマンが名前入りのカプセルをランダムに引き、トーナメント組み合わせが決定した。1回戦でマグナムvs松本、清水vs新村の対戦が決定。勝者同士がその日のうちに決勝戦を行う。

　マグナムと松本は2011年4月24日の『REBELS.7』で対戦が決まっていたが、マグナムの負傷欠場によって試合が中止になった過去がある。それ以前からも両者の対戦は何度も計画されていたが、いずれも実現せず幻のカードとなっていた。

　その両者がいきなり1回戦で激突することになり、松本は「対戦が出来るのでよかったと思う反面、厳しい戦いになる。2人で潰し合って（トーナメントの）反対側の選手が有利にならないようにしたい。これで85kgが盛り上がりそうなので、日本の格闘技界を盛り上げたい」、マグナムは「何となく昨日の夜からこうなると思っていた。やるしかない」と、運命の対決へ向けてコメント。

　新村は悠羽輝（ゆうき）のリングネームで2011年から総合格闘技のDEEPに参戦していたが、今回は2010年3月21日のM-1以来となるキックルールで試合を行う。相手の清水は極真会館の全世界大会にも出場した選手で、2010年11月23日にはシュートボクシングの試合で総合格闘家の井上俊介をTKOに破ったこともある。

　清水は「極真の代表として、RISEのチャンピオンとして恥ずかしくない試合をします。新村選手は昔から知っている選手なので戦えるのが嬉しい」、新村は「自分が一番強いと思う。総合格闘技の強さを見せます。清水選手はとても強いと思うが、自分の方が先輩なのでKOで勝ちたい。余力を残して勝ち上がりたい」とコメントした。

　なお、同トーナメントの優勝賞金は15,000ドル（約150万円）、準優勝は5,000ドル（約50万円）。賞金の使い道は、松本が「去年家を建ててローンが29年残っているので繰り上げ返済したい」、新村が「繰り上げ返済はさせない。僕が旅行に行く」、清水が「子供が生まれたので子供のために使いたい」、マグナムが「嫁探しの旅に出る」と、それぞれ語った。

＜決定対戦カード＞

▼Road to GLORY JAPAN－85kgトーナメント1回戦　3分3R
マグナム酒井（士道館士魂村上塾/MA日本キックボクシング連盟ヘビー級王者）
vs
松本哉朗（まつもと・としお/目黒藤本ジム/新日本キックボクシング協会日本ヘビー級王者）

▼Road to GLORY JAPAN－85kgトーナメント1回戦　3分3R
清水賢吾（極真会館/RISEヘビー級王者）
vs
新村優貴（TEAM CLIMB/RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT2006無差別級トーナメント準優勝）

▼Road to GLORY JAPAN－85kgトーナメント決勝戦　3分3R
マグナムvs松本の勝者
vs
清水vs新村

▼スーパーファイト　70kg契約　3分3R
廣野　祐（NPO JAPAN/J-NETWORKミドル級暫定王者）
vs
亮次（エイワスポーツジム）

▼スーパーファイト　60kg契約　3分3R
“狂拳”竹内裕二（菅原道場/WMAF世界スーパーフェザー級王者）
vs
稲石竜弥（team OJ/APKF/元NKBフェザー級6位）

▼スーパーファイト　55kg契約　3分3R
Dyki（TARGET/第4代RISEバンタム級王者）
vs
対戦相手調整中

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