【DEEP】4・26挑戦者ダンが尊敬するのはブルース・リー

2013/04/24（水）UP
（最終更新：2013/04/24 19:12）

　4月24日（水）東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて、ダン・ホーンバックル（アメリカ）が公開練習を行った。ダンは4月26日（金）東京・TDCホールにて開催されるビッグマッチ『DEEP 62 IMPACT』のDEEPウェルター級タイトルマッチで、王者・白井祐矢（TRIBE TOKYO MMA）に挑戦する。

　ダンは『戦極』で郷野聡寛をハイキックでKOした、188cmというウェルター級では規格外の長身選手で、長い手足を駆使した打撃と関節技を武器としている。

　戦極消滅後はアメリカのMMA（総合格闘技）団体『ベラトール』を主戦場に活躍し、ベラトールウェルター級トーナメントでは準優勝を収めた。

　この日はサンドバッグ打ちとシャドーボクシングを披露したダン。「久しぶりに来日できて気分がいいよ。DEEPからオファーをもらってすぐに“やる”と決断したんだ。これだけ燃えるのは久しぶりだよ」とやる気に満ち溢れたコメント。その理由は「日本のファンはMMAをよく理解していて、選手をリスペクトしてくれる。僕たちを競技者として見てくれるんだ。そんな日本のファンに最高のパフォーマンスを見せたいね」と、日本の観客は最高だと評する。

　王者・白井については「凄くテクニックがある強敵だから、僕の勝ち星を増やすのにふさわしい相手だ」と価値ある1勝になるとし、「ベルトは絶対に獲りに行く。（初参戦で挑戦することに）文句がある選手がいるなら、すぐに防衛戦をやってあげるよ」と、すでにベルトはいただいたも同然と言わんばかり。

「なるべく早く決着を付けたい。白井が打撃で戦ってくれるなら、皆さんが望んでいるKO決着になるよ」と言うが、「郷野をKOしたハイキックはもちろん得意技だが、僕は寝技も強いんだ。三角絞め、腕十字も得意技のひとつだよ」と寝技勝負も臨むところだという。

　髪型のモヒカンは『ロッキー3』に出演していたミスターTを意識し、長いアゴヒゲはカンフー映画に出てくる達人に憧れて伸ばしていると言うダン。「僕はブルース・リーを尊敬しているんだ。彼からは“常に対応し、常に学び、常に自分は白帯だと思わなければいけない”ということを教わった」と語った。ブルース・リーばりのハイキックで白井をKOし、DEEPのベルトを海外に持ち去ることが出来るか!?

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