【極真会館】6・1~2全日本ウェイト制大会へ向けて公開練習
6月1日(土)2日(日)大阪府立体育会館で開催される極真会館『2013オープントーナメント第30回全日本ウェイト制空手道選手権大会』へ向けて、5月12日(日)東京城北支部にて出場選手たちの公開練習が行われた。
首都圏近郊の有力選手たちを筆頭に、4月に開催された『第5回全世界ウェイト制空手道選手権大会』の中量級で優勝した森善十朗(東京城西支部)、軽重量級で準優勝した鎌田翔平(東京城西支部)も参加してのスパーリング、ミット打ちなどが行われた。
2010年に17歳・高校3年生で全日本ウェイト制中量級を制覇した高橋は、昨年の全日本大会(無差別級)で2010年第42回全日本大会7位の古豪レチ・クルバノフ(ロシア)を破る殊勲の勝利をあげ、今大会では王座返り咲きが期待される存在。
高橋は「ウェイト制は今年で4回目。最初に出た時が優勝、その後は4位、3位なので今回は3度目の正直でまた優勝を狙います。中量級は一番の激戦区なので自分に負けないように頑張ります。みんなが強敵だと思って戦うので、1試合1試合必死で戦います。得意技はヒザ蹴りです」と、コメントした。
また、竹岡は「ロシア人選手も出るので止めないといけません。中量級は唯一外国人選手に王座を獲られたことがない階級なので、今年も守らないといけないと思っています」と、中量級王座の死守を誓った。
<各選手のコメント>
▼軽重量級(85kg以下)
村田達也(埼玉県西支部)
「まだウェイト制で優勝したことがないので、優勝しか考えていません。安島喬平選手や樋口選手など軽重量級も層が厚いので若手に負けないような組手をしたいと思います。海外の選手も出場するかもしれないので負けないように、また若手に足元をすくわれないように一戦一戦頑張りたいと思います。得意技は最近磨いている下段廻し蹴りです」
樋口陽太(千葉県中央支部)
「前回初めて4位に入賞することが出来ましたが、今年はしっかり優勝を目指して行きます。自分はいま凄く強くなっている実感が本当にあるので、今回は 倒すことを意識して戦います。
あと、一緒に練習している荒田昇毅選手が全世界ウェイト制で重量級王者になり、自分も負けていられないと思っているので今回 必ず優勝します。去年負けてしまった村田選手、それと安島選手と今回戦えば6度目の対戦になるので勝ちたいです。あとは外国人選手、若くてイキのいい選手 にも負けないように頑張ります。自分は突きが得意です」
▼中量級(75kg以下)
竹岡拓哉(東京城西支部)
「今回は移籍(横浜川崎支部→東京城西支部)して初の試合になるので、新しいスタイルがどれだけ通用するのか、元のスタイルも崩さないようにしつつ新しいスタイルで戦っていけば勝ち進んでいけると思うので、優勝を狙って頑張ります。中量級は人数も多いですし、いろんな戦い方があるので、いろんなパターンに対応できる練習をしています。一戦一戦確実に勝てる組手をいま構築しています。自分は得意技がないことが特徴です」
加賀健弘(東京城西支部)
「ウェイト制は今回で2度目の出場になります。前回は澤村勇太(総本部)選手に敗れ、全日本無差別でも澤村選手に負けてしまいました。今年も中量級は激戦区で強い先輩方がいっぱいいますが、先輩方を倒すつもりで試合まで練習を積んで絶好調で試合に臨みたいと思います。自分自身が上の選手だという自覚は無いので、全員が強敵だと思います。意識している選手は竹岡先輩、1度試合をして負けている高橋選手、それと同世代の選手たちです。自分はスピードと回転技が持ち味です」
▼軽量級(65kg以下)出場
清水祐貴(東京城北支部)
「自分は昨年ウェイト制に出させていただいていろんな経験を積みました。その経験を活かして今回のウェイト制では優勝を目指して行きます。軽量級には自分と同世代(18歳)くらいの若い選手が多いので、その中でも最後まで諦めず勝ち上がって行きたいと思います。自分は中学生の頃に見ていたウェイト制に出場していた選手たちを目標にして練習しています。同世代の選手たちには負けたくありません。最後のラッシュが持ち味です」
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