【シュートボクシング】修斗世界王者vs元ムエタイ王者の異色対決が実現

2013/10/30（水）UP
（最終更新：2013/10/31 11:27）

　11月16日（土）東京・両国国技館で開催される『GROUND ZERO TOKYO 2013』の追加対戦カードとして、弘中邦佳（マスタージャパン）vsボーウィー・ソーウドムソン（タイ）が決定。弘中は現・修斗世界ウェルター級王者、ボーウィーはムエタイの元WMC世界ウェルター級王者で、修斗vsムエタイの異色対決となった。

　弘中は過去2度、シュートボクシング（以下SB）に参戦して、日本ランカーの黒木信一郎にパンチでKO勝ち、元日本王者の鈴木悟にはKO負けしたが、バックドロップで投げるなど大きなインパクトを残した。

　以前から家族ぐるみの付き合いがある盟友・宍戸大樹との「いつか同じリングで一緒に試合をしよう」と交わした約束が、弘中を今回の参戦に踏み切らせた。「シッシー（宍戸）と同じリングで試合をする機会は恐らく今回のタイミングを逃すともう一生無いし、シーザー会長と緒形健一さんからの“同じ長州藩としてやれんのか!?”（3人とも山口県出身）という言葉にも応えなきゃ男じゃないので（笑）」とボーウィーとの対戦を決意したという。

　対するボーウィーは長年ムエタイで活躍し、100戦を超えるキャリアを引っさげてSBに参戦。アンディ・サワーと並ぶSBの外国人エースとしてレギュラー参戦し、国内外の強豪たちと常に激闘を繰り広げてきた。弘中と同じ総合格闘家のトビー・イマダにもSBで勝利を収めている。

　修斗世界王者が打撃・投げ・立ち関節技を駆使して強さを見せ付けるか、それともボーウィーがムエタイの打撃で粉砕してしまうのか。激しい試合が期待できそうだ。

＜追加決定カード＞

弘中邦佳（マスタージャパン/修斗世界ウェルター級王者）
vs
ボーウィー・ソーウドムソン（タイ/元WMC世界ウェルター級王者）