2014/01/16（木）UP
（最終更新：2021/04/22 07:32）

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング！
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る！

▲スパーリングを行った石井慧（左）と藤本京太郎（右）

　1月16日（木）東京・大塚の角海老宝石ボクシングジムにて、ボクシング日本ヘビー級王者・藤本京太郎（角海老宝石）とIGF王者・石井慧（ブラック・ハウス/レインMMA）が公開スパーリングを行った。

「ボクシングに転向する前から京太郎選手と一緒に練習したかった」という石井の希望が叶うかたちで実現した今回のスパーリング。両者ともにヘッドギアを着用し、3分5Rのボクシングスパーがスタートすると、ヘビー級ならではの激しいパンチが交換された。

　スパーリングを終えた石井は「自信になった部分はありません。ジャブをもっと出して、リズムの中でパンチを出したかった」と猛省。次戦については「IGFの防衛戦でミルコ・クロコップとやりたい」とコメントした。

　一方、京太郎は石井について「2009年大みそかの吉田秀彦戦を見てパンチはうまくない印象があったけれど、スピードがあってテクニック、ガードもうまくなっていた」と高評価。「石井選手は自分と同じく1986年生まれの大阪出身なので、一緒に格闘技界を盛り上げていきたい」という。

　なお、京太郎は4月下旬に2度目の防衛戦を行う予定。元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者・石田順裕がヘビー級ランキング入りされれば防衛戦の相手として有力となるが、「石田選手は世界を獲っている選手なので、もしやることになれば今までで最強の相手。引退覚悟で来ると思うのでしっかりKOして沈めてあげたい」と意気込みを語った。