【ボクシング】井上、世界タイトル最速獲得に自信「歴史的な日にする」

2014/04/04（金）UP
（最終更新：2019/03/07 16:00）

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング！ 2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る！

　4月4日（金）都内にて、6日（日）大田区総合体育館で開催されるダブル世界タイトルマッチの調印式＆記者会見が行われた。

　20歳の天才ボクサー、“怪物”井上尚弥（大橋ジム）が、いよいよ国内最速の世界タイトル獲得記録を懸けてWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス（メキシコ）に挑む。井上は今回が6戦目。世界タイトル奪取に成功すれば、井岡一翔の7戦目での国内最速記録を塗り替えることになる。

　井上は「必ずチャンピオンになって歴史的な日にします」と堂々の宣言。「調子はバッチリです。王者は好戦的ファイターで接近戦が強い」と評し、「何が何でも勝つ戦い方で勝ちたい」と勝利へのこだわりを語る。KOを狙うかとの質問には「そういう流れが来たら倒しにいく」と答えた。

　国内最速の世界タイトル獲得記録を意識するかと聞かれると、「必ず記録を作りたいと思っています」と力強く語った。王者エルナンデスは「映像を見たが井上はとても強い。強敵だと自覚している。しかし、私が勝って母国へ帰る。全力をもって試合に臨みたい」とコメント。

　井上は5勝（4KO）無敗、エルナンデスは29勝（18KO）2敗1分。井上はアマチュアで75勝（48KO）6敗の戦績を残し、高校1年でインターハイ・国体・選抜の3冠を制覇。国際大会や全日本選手権などで高校生初のアマチュア7冠も達成した。 

大橋ボクシングジム
「BOXINGダイヤモンドグローブSP」
2014年4月6日（日）東京・大田区総合体育館
開場15：00　開始16：00

＜対戦カード＞

▼WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ　3分12R
アドリアン・エルナンデス（メキシコ/WBC世界ライトフライ級王者）
vs
井上尚弥（大橋ジム/WBC世界ライトフライ級4位・挑戦者）

▼WBC世界フライ級タイトルマッチ　3分12R
八重樫東（大橋ジム/WBC世界フライ級王者）
vs
オディロン・サレタ（メキシコ/WBC世界フライ級8位・挑戦者）

▼フライ級　3分8R
ローマン・ゴンサレス（ニカラグア・帝拳/WBA世界フライ級2位、WBC同級1位、WBO同級2位、元WBA世界ミニマム級王者、元WBA世界ライトフライ級王者）
vs
ファン・プリシマ（フィリピン）

▼日本フェザー級王座決定戦　3分10R
細野　悟（大橋ジム）
vs
緒方勇希（角海老宝石ジム）

▼バンタム級　3分8R
松本　亮（大橋ジム）
vs
久高寛之（仲里ジム）

▼ライトフライ級　3分8R
井上拓真（大橋ジム）
vs
ファーラン・サックリンJr.（タイ）

＜チケット料金＞
SRS席50,000円　RS席30,000円
指定A席20,000円　指定B席10,000円
指定C席6,000円

＜テレビ放映＞
フジテレビ系全国ネット22：00～23：15

＜お問い合わせ＞
大橋ボクシングジム＝TEL：045-314-1994