【ライズ】王者・清水、天田に引導を渡す

2014/04/24（木）UP
（最終更新：2014/04/25 11:43）

　4月29日（火・祝）東京・ディファ有明で開催される『RISE 99』にて、RISEヘビー級タイトルマッチで対戦する王者・清水賢吾（極真会館）と挑戦者・天田ヒロミ（デジタルスピリッツ）のコメントが主催者を通じて届いた。

　元K-1ファイターの天田は「ここ10年ぐらいで一番、練習出来ているので絶好調です。前回の試合から休まずずっと練習出来ていますし、スパーリングも出来ているので」と、40歳になった今でも絶好調だとアピール。「今回はもう一段ランクが上がる。スタミナが前回よりついて、技術力も上がっているので、前回より良い試合が出来ると思います。K-1の時代と同じくらい練習が出来ているので全盛期に戻ったというか、全盛期より今の方が技術はあるので強いと思います。今が一番全盛期です。最高潮が今です」とさらに進化しているという。

　清水については「間違いなく日本でトップレベルの選手ですね。世界に行っても通用する選手でかなり強いと思っています。スピード、パワー、スタミナ、全て揃っていると思います」と高く評価しながらも、「チャレンジャー天田ヒロミの勝つところを見てください！」と宣言した。

　挑戦を受ける清水は、「守るって立場になるとどうしても燃え切らない部分があるので、今回は自分の中で挑戦者の気持ちで、今回はタイトルを守るってよりも、もう一回獲りに行くって気持ちでやっています。タイトルを獲ってから時間が経っているので、防衛戦もしないでチャンピオンを名乗るのも何なのでしっかり防衛したいですね」と、モチベーションは高い。

　天田については「僕が中学校か高校ぐらいから見ているので、まさか自分が試合をするとは思わなかったです。パンチがすごく上手いので、それに付き合うと不利ですね。自分の得意な蹴りでいきたいと思います。殴り倒されないように、蹴り倒します」と語り、「あまり長いラウンドはやりたくないので3ラウンド以内には倒したいと思います」とKO宣言。

　そして、「いつまでも天田選手が勝っていると若いヘビー級の選手が育っていないということになってしまうので、キッチリ引導を渡すくらいの気持ちで勝ちたいと思います」と、世代交代を完了させると宣言した。