【パンクラス】王者・石渡と対戦する無敗トレバー「早く終わらせる」

2014/05/09（金）UP
（最終更新：2014/05/09 21:52）

　5月11日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 258』に出場するトレバー・ワード、サラ・ダレリオ（いずれもアメリカ）が、9日（金）都内にて公開練習を行った。

　メインイベントでバンタム級キング・オブ・パンクラシスト、石渡伸太郎（CAVE）と対戦するトレバーは、元々出場予定だったファーカード・シャリポフが欠場となったために急遽代替出場となった。「2週間前に試合をした（1Rリアネイキッドチョークで一本勝ち）ばかりでコンディションも整っているので全然問題はない。パンクラスは凄く歴史のある団体でオファーをもらえて凄く嬉しかった」と準備期間は特に問題はないという。

　トレバーは幼少時に空手を3年、その後は柔術、柔道、ボクシング、キックボクシング、サンボを取得。MMA（総合格闘技）ではアマチュア戦績10戦9戦1敗、プロ戦績は4戦4勝（2KO、2一本勝ち）の負けなしの戦績を持つ。石渡については「思い切りのいい試合をする選手だけど、寝技の展開では自分にアドバンテージがある」と印象を語り、「僕には判定決着はない。いつも早く試合が終わるように仕掛けていて、今回ももちろん早く終わらせたい」と短期決着を予告した。

　また、セミファイナルで初代クイーン・オブ・パンクラシスト、中井りん（パンクラスヴィーナス）と対戦するサラは、パンクラスの試合DVDを全部持っているほどのパンクラスの大ファンだという。

　グレイシー柔術の寝技を得意とし、7勝5敗の戦績で7勝のうち5勝が腕十字やチョークスリーパーによるもの。「中井はフィジカルが強い選手だけど、ここで勝って中井のベルトを獲るためにまた日本に戻ってきたい」と中井が持つベルトに興味を示した。