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【極真会館】安島と上田が“新必殺技”を公開

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2014/10/29(水)UP

▲胴廻し回転蹴りと見せかけ、接近戦から放つ飛び後ろ廻し蹴りを披露した安島(右)

 11月2日(日)3日(月・祝)東京体育館で開催される極真会館『第46回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』に出場する安島喬平(あじま・きょうへい/茨城県常総支部)と上田幹雄(横浜川崎支部)が10月29日(水)都内にて公開練習を行った。

 昨年の『第45回全日本空手道選手権大会』で優勝し、2連覇を目指す安島と、今年6月に『第31回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の重量級で準優勝した上田は、ともに“新必殺技”を披露した。

▲ミットがひしゃげるほどの威力を見せた上田の飛び廻し蹴り

 上田はこれまで上段膝蹴りで多くの対戦相手をマットに沈めてきたが、「今年のウェイト制で研究されているのを感じた」ことから「上段膝蹴りを出さなくても勝てる組手を研究してきた」という。その結果、編み出したのが上段膝蹴りと同じ軌道で飛び廻し蹴りを放つというもの。

 安島は胴廻し回転蹴りを得意としているが、「審判講習会に出席した時、今後は胴廻しを空振りなどしてマットに倒れたところへ下段突きを決められたら技ありになると聞いた」ことから、胴廻しと同じ動きで接近戦から放つ飛び後ろ廻し蹴りを開発した。

 また、両者とも今回は突きをパワーアップ。安島は道場生の帯をつかんで持ち上げ、道場内を引きずるようにして走り回るというトレーニングで体幹を鍛えた。上田は相撲の押し出しと乗用車を押して動かすトレーニングで同じく体幹を鍛えたという。

 安島は「飛び後ろ廻し蹴りと突きで一本勝ち(KO)を奪いたい」と言い、「決勝で日本人ナンバーワンと言われている荒田昇毅選手(あらた・しょうき/千葉県中央支部=昨年は怪我で欠場)に勝ち、真の日本一になることがテーマ」だとした。

 しかし、上田は「順調に行けば4回戦で前評判の高いオレクサンダー・イエロメンコ選手(ウクライナ)、準決勝で荒田選手と強い選手とやれるかもしれないのが楽しみ。2人の対策も万全です」と、決勝に進出するのは自分だと言い放った。


 

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