【K-1】初代王者ゲーオ、ベルトは亡き父の元へ
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▲カメラマンからのリクエストで笑顔になったゲーオだがややぎこちない。手元には亡くなった父の遺影
11月3日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2014 ～-65kg初代王座決定トーナメント～』の一夜明け会見が、4日（火）都内にて行われた。
トーナメントを制してK-1 －65kg初代王者となったゲーオ・フェアテックス（タイ)は、「疲れを感じています。身体中が痛い」と言いながらも、目立った傷も腫れもない顔で元気そうだった。
「昨日は全力を出しました。ラクな試合はひとつもなかった。左右田選手は特に、攻めても向かってきたので思い通りの試合は出来ませんでした」と試合を振り返り、「ただ、決勝戦で1人だけドローにしたジャッジがいましたね。不満があるというわけではなく、今後K-1ルールで戦うためになぜドローだったのかを知りたい」と語った。
試合前の10月24日に父が亡くなり、「父のためにも優勝します」と宣言していたゲーオ。「昨日タイに電話をして優勝したことを報告したら、母は泣いて喜んでくれました。父が生きていてくれたら同じように喜んでくれただろう、という話をしました。このベルトは父の元へ持って帰りたい」という。
会見では2015年1月18日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館での開催が発表された、『K-1 WORLD GP 2015 －60kg初代王座決定トーナメント』にスーパーファイト（ワンマッチ）で出場することが発表され、「楽しんでもらえる試合がしたい」とコメント。
また、11月9日（日）東京・ディファ有明で開催される『WPMF JAPAN SUK WEERASAKRECK VIII』に来場すると言い、「僕に会いたいとか一緒に写真を撮りたいという人はぜひ来てください」とPRした。
☆この大会の試合レポート
☆【動画】これがゲーオ・フェアテックスのKOテクニックだ！
☆【コラム】無敵ゲーオ、強さの理由と対策方法とは？
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