【パンクラス】五味弟子と対戦する北岡「これがライト級日本一決定戦」

2015/03/13（金）UP
（最終更新：2015/03/13 19:41）

　3月15日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 265』のメインイベント、ワールドスラムトーナメント決勝戦でアキラ（久我山ラスカル）と対戦するDEEPライト級王者・北岡悟（ロータス世田谷）の公開練習が、都内にて行われた。

　2分2Rのシャドーと2分1Rのスパーリングを披露した北岡。「厳しい練習は先週の土曜日で終わり。今はリフレッシュしているところです。今日はこの公開練習しか動いていなくて、明日も少ししかやりません。減量もうまくいっています」と好調をアピールする。

　対戦相手のアキラは五味隆典の弟子で、五味は2009年1月、北岡に敗れており、師匠の敵討ちを狙う。

「僕は五味選手よりアキラ選手のほうが強いと思っています。ですから、こっちの方が大勝負です。今パンクラスで、僕と戦うことができる唯一の選手だと思います。この2年間、彼がパンクラスで厳しい戦いをして勝ち抜いて僕の目の前に立っています。比べるのはチープなことですけど、昨年の大みそか（吉田善行戦）より厳しい戦いになると思います」と警戒心を強めている北岡。

　現在、北岡はDEEPを主戦場にしており、今後も古巣のパンクラスでの定期参戦はあるのだろうか。

「色々と思うところはあります。でも、これ自体は一応、トーナメントの決勝戦です。間違いなく、パンクラスのライト級の一番強い選手が、DEEPのチャンピオンである僕と戦うということは、誤解を恐れずに言えば、これがライト級の日本一決定戦だと思います。海外に参戦している選手を除けば、これが日本一決定戦なので、今後を今語ることは、相手だけでなく、この大会に対しても失礼だと思います」と北岡はこの一戦に対する想いを語った。