2015/04/01（水）UP
（最終更新：2015/04/01 17:58）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲大好きな『ドラゴンボール』のポーズを決める瀧谷

　4月19日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～－55kg初代王座決定トーナメント～』。トーナメントに出場する元Krush－55kg王者・瀧谷渉太（KSS健生館）が、1日（水）所属ジムで公開練習を行った。

▲中に水が入っており、重さ10kgのツイスターバッグを一気に頭の上まで持ち上げるトレーニング。水が平衡にならないと左右で重量が変わってくるため、バランスが鍛えられる

　瀧谷はフィジカルトレーニング、シャドーボクシング、ミット打ちを披露したが、ひと際目を引いたのはフィジカルトレーニングだ。瀧谷が行ったのは巨人の杉内俊哉投手も取り入れているツイスターバッグという体幹強化のための器具を使ってのトレーニング。

　重さは10kgで「中に入っているのは水なので、斜めになっただけで揺れて持ち上げにくくなる。左右均等に鍛えられるし、バランスがよくなる」と瀧谷。「下半身の筋持久力がついたのをスパーリングで感じる」だけでなく、「右の攻撃が弱かったんですが（瀧谷はサウスポー）右も強くなりました」と効果を感じている。

　1回戦で対戦するダニエル・ウィリアムス（オーストラリア）については、「映像を見ると打ち合うアグレッシブな選手なので、最初から来てくれれば噛み合うと思う」と言い、「ダメージなく勝ち上がれるように早くKOしたい気持ちはありますが、そんなに甘くない。1回戦から激しい試合をしてそれでも優勝できるように頑張りたい」と、トーナメントだからと言ってセーブするのではなく、1回戦から全力勝負を仕掛けると誓った。