【蹴拳】ルンピニー王座に挑戦する藤原あらし「隠し玉がある」

2015/04/03（金）UP
（最終更新：2015/04/03 12:16）

　4月5日（日）東京・ディファ有明で開催される『蹴拳25』で、ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王座に挑戦する藤原あらし（バンゲリングベイ恵比寿）のコメントが、主催者を通じて届いた。

　藤原は“国内軽量級最強”と呼ばれたキャリア57戦、36歳の大ベテラン。昨年10月にルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王座に初挑戦するも判定で敗れ、今回が2度目の挑戦。

　目前に迫った試合について「怖さ半分、ワクワク感半分」と言い、コンディションについては「（試合を）やってみないと分からない状態」だという。

　対戦相手のルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ゲンガー・ポーペッコォー（タイ）は125戦98勝27敗の戦績を持つ20歳で、これまでにルンピニーのミニフライ級、ライトフライ級でも王者に輝いている強豪。「強い、上手いとしか言えませんね」と藤原は評する。

「見た目は変わらないけれど、距離の取り合いがカギになると思います。今までのキャリアを全部ぶつけて挑む」と意気込み、「隠し玉も用意しています」と秘策もあるようだ。

　13年におよぶキャリアの集大成とも言える大一番。ムエタイ500年の歴史の中で、日本人初のルンピニー王者、そして“神の階級”と呼ばれる層の厚い軽量級で史上最軽量級となる外国人（タイ人以外）王者誕生の快挙なるか。藤原は「誰も成し遂げていない頂を目指す」と語った。

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