【IGF】石井慧、引退は父も「聞いていない」

2015/04/10（金）UP
（最終更新：2015/04/13 00:14）

　4月11日（土）東京・両国国技館にて開催される『INOKI GENOME FIGHT 3』の公開計量が、10日（金）都内にて行われた。

　計量後にはルールミーティングが行われたが、石井慧（ブラック・ハウス/レインMMA）は退席。ノーコメントで会場を後にした。

　ルールミーティングには各選手最低1名の関係者が出席しなければならないため、石井の代わりには父・義彦氏が出席。ルールミーティング終了後、記者たちの質問に答えた。

　これまで石井のセコンドを務めていた中村和裕が現役を引退し、故郷の広島で教職に就いたため、石井が今回セコンドを頼んだのは義彦氏だった。義彦氏は柔道六段の腕前だが、「（総合）格闘技に関しては素人ですから、出来ることをサポートするだけです」とコメント。

　石井は8日に帰国した際、「この試合に勝っても負けても最後にしようかなと考えている」と引退を示唆したが、最後の試合は父にセコンドに就いてもらいたかったのか。引退については義彦氏にも相談はなかったという。

「もういい大人なんですから自分で決めることです。柔道を辞めた時も結婚の時もそうでしたからね。これが本当に最後になるかどうかは分かりません」と義彦氏は語った。