【パンクラス】中島、遺書を書いて決戦へ
5月31日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 267』のセミファイナルで、ビクター・ヘンリー(アメリカ/CSW/HF)と対戦する中島太一(パラエストラ東京)が21日(木)都内にて公開練習を行った。
中島は昨年3月、世界から強豪が集まったパンクラス・ワールドスラムトーナメントで優勝し、現在パンクラスのランキングはバンタム級2位。今回対戦するヘンリーはジョシュ・バーネットの愛弟子であり、これまでに日本のリングで所英男、元修斗世界フェザー級王者・上田将勝を下した強敵だ。
この強敵との対戦を前に、中島は「初めて書いた」遺書を持参してきた。
「試合に向けての覚悟を形にしました。今までの試合を振り返ると覚悟が足りなかった、覚悟が出来ていなかったと思ったんです。自分は打たせずに打つ、一発ももらわずに勝とうと思っていたんですが、その考え方自体が甘かった。俺がやりたい試合はそういう試合じゃない、肉を斬らせて骨を断つような試合がやりたいんだ」と、遺書を用意した理由を語る。
遺書は応援してくれる人たち全員に向けて書いたと言い、「骨折しようがしばらく試合に出られなくなろうが、今回は喰らい付いてでも勝つ。白熱したバトルにはならないかもしれないが、勝ちにだけ専念して、応援してくれる人たちのために死ぬ覚悟で勝ちに行きます」と、ヘンリーから何が何でも勝利を収めると誓う。
公開練習ではボクシングのミット打ちを3分間行った中島だが、「打撃でも勝負しますが、組み技に勝機があると見ている」と組み技に活路を見出すとし、「ヘンリーのパンチは俺には当たらない。足関節技も俺には極まらない」と断言。
昨年から始めたフィジカルトレーニングで足腰を重点的に鍛えてきたと言い、「仕上がりは過去最高にいいです。筋肉量がアップしてパワーを発揮できると思う」と語った。
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