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【Krush】挑戦者有利に王者NOMANがボヤく

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2015/07/06(月)UP

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▲王者NOMAN(左)が敵地に乗り込み、泰斗(右)の挑戦を受ける

 8月22日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Krush.57 ~in NAGOYA~』の会見が、7月6日(月)都内で行われた。

 Krush -65kgタイトルマッチで対戦する、王者NOMAN(DTS GYM)と挑戦者・泰斗(GET OVER)が会見に出席し、それぞれ意気込みを語った。

 これが28戦目にして初のタイトルマッチだという泰斗は、「攻撃力があってパンチが強い。意外性のある多彩な攻撃に注意したい」と王者を評し、「ようやくチャンスが巡ってきたから、今までの全てをぶつけてやろうって感じです」と王座獲得のチャンスに燃える。

 過去Krush名古屋大会で3戦3勝と地元で強さを発揮している泰斗は、「(名古屋での試合は)不思議と(力が)みなぎってくるんですよ。地元の応援団がいる中で絶対に負けられないし、背中を押される感じがあって覚醒するんです」と、地元での強さを自負。

 これに対してNOMANは、「正直、名古屋でやると聞いて迷った。でもここで逃げたらカッコ悪いと思って受けました。僕はあまり大事にされている気がしないので、泰斗選手のいい条件でやりますが、空気を読まずに行ってやろうと思います」と、泰斗が地元で勝つというストーリーを実現させないと言い放つ。

 そして、「泰斗選手とはいつかやるなと思っていて、ずっと想定していました。いいところも悪いところも研究済みなので、悪いところを突く」と、以前から対戦を想定して研究していたという。

 NOMANの「僕は大事にされていない」発言を受け、宮田充Krushプロデューサーは「2年前の名古屋大会で、東京から行った久保優太選手に野杁正明選手が勝ってタイトルを奪った。全日本キック時代には、立嶋篤史選手が東京から行って佐藤孝也選手がタイトルを奪った。名古屋は東京の選手にとって鬼門。あえてそういう場所にNOMANを飛び込ませ、チャンピオンとしての真価を問いたい」と、今回のマッチメイクは期待の現われだと語った。

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