【DEEP JEWELS】女王・端、挑戦者より3kgも軽い
8月29日(土)東京・ディファ有明にて開催される『DEEP JEWELS 9』の公開計量が、28日(金)都内にて14:30より行われた。
セミファイナルのDEEP JEWELSバンタム級タイトルマッチで対戦する、王者・端貴代(和術慧舟會AKZA)は58.0kg、挑戦者・キム・ジヨン(韓国)は61.0kgで計量を1回目でパス。タイトルマッチ調印式も終え、会見に臨んだ。
端は「私の目標は強くなり続けること。このベルトがその証明になるので、勝ってベルトを持ち帰ります」と、堂々とした王者らしい挨拶。対するキムも「端選手とは一度やったことがあります(2014年3月、ROAD FCで対戦して引き分け)。明日は最高の結果を出せるように準備をしてきました。期待してください」と決着戦に自信満々。
端は「気持ちの強い選手」とキムを評し、「自分も負けないくらい気持ちを強く持って試合に臨みたい」と気持ちの勝負になると予想。今回は2014年5月に獲得したタイトルの初防衛戦となるが、「防衛戦ってどういうものなのか考えましたが、答えは出ませんでした。試合後に分かるのだと思います。だから今は、防衛戦だからという緊張は感じていません」と、通常の試合と変わらない心境だという。
また、挑戦者より3kgも軽いことについては、「自分の適正体重はひとつ下の階級だと思いますが、相手がいないので……。でもこの階級のチャンピオンとして自覚を持って、この階級を盛り上げる存在になりたい」と語った。
対するキムは「ベテランで、試合中の集中力が凄い」と端を評し、「自分にとってはタイトルマッチということよりも、端選手といい試合をすることに集中したい」と、タイトルマッチは意識しないという。
さらに韓国の関係者から、11月のUFC韓国大会に出場オファーがあったようだが、との質問が飛ぶと、「そういう話はありますが、具体的な話にはなっていません。今は端選手との試合に集中したい」と答えた。
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