【NJKF】知花デビッド、前田に「怖さ感じない」

2015/09/25（金）UP
（最終更新：2015/09/25 23:05）

　9月27日（日）東京・後楽園ホールにて開催の『NJKF 2015 6th』に出場する、INNOVATIONバンタム級王者・知花デビッド（ワイルドシーサー群馬）のコメントが主催者から届いた。知花はNJKFバンタム級王者・前田浩喜（CORE）とWBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦を争う。

　NJKF王者との王者対決へ向けて、知花は「今回はチャンピオンになっての初戦。背負うものが出来たので、気持ちの変化は凄くあります。周りからの期待も違いますし、より重みを感じるというか、それだけ自分に期待してくれているんだなっていうのはあります。今回はINNOVATIONとNJKFの合同開催で、こっちはINNOVATIONの看板を背負っているので、負けられない」と、意欲を燃やす。

　対戦する前田については、「上手いし、どちらかと言うと自分がやりにくい、嫌いなタイプですね。でも、見ていて怖さは感じませんでした」と評する。

　知花デビッドはリングネームのような名前だが、これが本名。「おじいちゃんたちが沖縄の人で、移民という形でブラジルへ行って、そこで両親が生まれました。両親は全くブラジルの血は入ってないですが、生まれたのがブラジルだったのでブラジル人ということになります。だから自分も生まれは日本なんですが国籍はブラジルで、ややこしいけれど外国人なんです」

　沖縄で16歳の時にキックを始め、「トレーナーはずっとタイの方でムエタイを叩き込まれているので、パンチより蹴りの方が出せますし、首相撲からのヒジ・ヒザだったりムエタイならでの技を見てもらえればと思います」と、ムエタイの技術で勝負すると語った。