2015/10/29（木）UP
（最終更新：2015/10/30 11:13）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ミット打ちで好調をアピールした塚越（右）

　11月14日（土）東京・後楽園ホールで開催の『Krush.60』に出場する塚越仁志（シルバーウルフ）が、10月29日（木）所属ジムにて公開練習を行った。塚越はKrush -67kg王者・牧平圭太への挑戦者決定戦として渡部太基（Gloden Globe）と対戦する。

　塚越はシャドーボクシングを2R行った後、1Rのミット打ちを披露。強打を打ち込むというものではなかったが、右ストレート、左右のミドル、ヒザ蹴りをしっかりミットに打ち込んでいった。

「追い込みのピークは過ぎて調整に入っているので調子はいい」と本格的な追い込みを終えているという塚越。これまでの反省点を踏まえて「今は焦らないことをテーマにして練習している。そこを意識するようになってスパーリングの調子が良くなって、大宮司さんからもこのままでいいと言われています」と戦い方を修正してきた。

　対戦相手の渡部は「ガンガン来るのでかみ合うと思います」と語っていたが、塚越も「僕も感覚的に渡部選手とはかみ合う試合になると思う」と呼応。一方で、渡部の「インパクトのある試合をして（牧平を）驚かせないとダメ」という言葉には「試合ではコツコツ続けてきたことが出るだけだと思うので、自分がやるべきことをやるだけ」としている。

　過去、Krushでは2階級（-65kg・-67kg）で初代王座決定トーナメントに出場している塚越。「過去に2回ベルトに絡むチャンスがあったけど、何回もあることじゃない。年齢的なこともあるし、今回は本当のラストチャンスだと思うので、覚悟を決めて戦う」と決意を語った。