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【K-1】“石の拳”レオナ・ぺタス「勝ちにこだわってインパクトを残す」

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2015/11/05(木)UP

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公開練習でミット打ちを行ったレオナ・ぺタス(右)

 11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される『K-1 WORLD GP ~THE CHAMPIONSHIP~』のスーパーファイトに出場するレオナ・ぺタス(バンゲリングベイ・スピリット)が、11月4日(水)東京・江古田にあるバンゲリングベイ江古田にて公開練習を行った。レオナは第3代Krush -55kg級王者・大雅(TRY HARD GYM)と対戦する。

 今回がK-1初参戦となるレオナは“石の拳”の異名を持つ-60kg屈指のハードパンチャー。Krushを主戦場に戦い、8月にはK-1 WORLD GP-60kg初代王座決定トーナメントにも出場した強豪・山本真弘から勝利を奪っている。

 公開練習では3分1Rのシャドーとミット打ちで軽快な動きを披露し、K-1デビュー戦を前に「走り込み、フィジカル、ジムワーク。今までで一番練習して、コンディションは過去最高です。K-1の舞台に恥じないように、大雅選手と最高の試合ができるようにばっちり仕上げてきました。K-1でインパクトを残したいという気持ちは強いし、負けてインパクトを残すようじゃ意味がない。勝ちにこだわってインパクトを残す」と気合十分だ。

 対戦相手の大雅は-55kgから階級を上げての初の試合となる。大雅と練習したことがあるレオナは「身体も大きいし、全然-60kgでもやっていけると思う」と-60kgでの大雅のポテンシャルを評価する一方「お互いにどう来るか対策を立ててくるだろうし、その一歩上を行きたい。下の階級の選手に負けたら-60kgがしょぼいと思われるし、ここで負けたら全てがパーになってしまう。こんなところで負けていられないし、何が何でも勝たないといけない」と勝利を己に課している。

 現在レオナが掲げている目標はKrushでの王座奪取、そしてK-1で強豪外国人選手と戦うことだ。

「僕としてはKrushのチャンピオンになって、胸を張って堂々とK-1に出たいと思っていました。でもその前にオファーが来たので受けさせていただきました」というレオナは「僕はチャンピオン以外は全員“その他”だと思うんで、誰に勝っても“その他”に勝っただけ。タイトルマッチへのアピールにしかすぎないと思っています。だからこんなところで負けられない」とKrush-60kg王座への思いを熱弁。「K-1には海外の強い選手がめっちゃいるので、気持ちが強い外国人選手と戦って、どれだけ勝負できるかやってみたい」とK-1での野望を語っている。

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