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【ビッグバン】駿太「第2のキック人生の再出発」

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2016/02/20(土)UP

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昨年11月、NJKFで1年2カ月ぶりに怪我からの復帰戦を行った駿太(右)だがブランクの影響もあって判定で敗れた

 2月21日(日)東京・ディファ有明で開催される『ビッグバン・統一への道 其の24』にて、元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・笹羅歩(笹羅ジム)と対戦するWMAF世界フェザー級王者・駿太(谷山ジム)のコメントが主催者を通じて届いた。

 昨年11月のNJKFで1年2カ月ぶりに怪我からの復帰戦を行った駿太だが、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者MOMOTAROに判定負けを喫して勝利を飾れなかった。

「試合のうえでは最悪の1年だと思いました。選手として負けるということは価値が薄くなっているということですからね。精神的にも結構きつかった。ただ、試合がなくても、フィジカルとRUNトレなど試合のために追い込んでいる時期には出来ないことを重点的にやっていたので、全てがマイナスではなかったと思います」

 キックを始めて15年、4月で34歳になる駿太だが「自分のパフォーマンスが低下していたら考えなければならないでしょうけど、まだフィジカルも心肺機能も上がっていますからね。RUNトレのタイムでもフィジカルが上がっていることが確認できます。スパーのやり方も変えました。動画を撮って見返しているけど、動きもどんどんよくなっていると思います」と、衰えは感じていないという。

「今は笹羅選手に勝つことしか考えていない。本当に強い選手とやっていきたいと思っているが、笹羅選手に勝たないと先にはつながらない。いまの僕には発言権も皆無に等しいと思うので、勝ってからいろいろ言いたい。今回が第2のキックボクシング人生の再スタートです」と位置づけている。

 笹羅の印象は「パンチが強くて、最終的には気持ちとパンチでガンガン来る。打ち合って判定勝ちするような試合もあったので、スタミナはあると思いました」と評するが、「ただ、自分の中では気持ちもスタミナも確実に上回っていると思います。1~2Rはテクニックというかウォームアップというか、ちょっと様子見ですかね。変な攻撃はもらわないように相手の攻撃をかわしながら見たいと思います。それから徐々に上げていくイメージですかね。最後はスタミナを出し切って圧倒できるような試合をイメージしています」と、駿太は“とにかく勝ちたい”と語った。

 なお、対戦する笹羅は「駿太選手もハートが強くてバチバチ来る。僕もハートの強さが取り柄だと思っているので、激しい打ち合いをして会場を沸かせたい。元々パンチには自信があるけれどさらに磨きをかけたので、打ち合いの中で倒せたらいいなと思っています」と、打ち合いに持ち込んで勝つとコメントしている。

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