【K-1】HIROYAにパクリ疑惑、木村ミノルが指摘

2016/03/03（木）UP
（最終更新：2016/03/03 23:13）

　3月4日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～－65kg日本代表決定トーナメント』の公開計量＆記者会見が、3日（木）都内にて行われた。計量は本戦出場選手全員が一発でパスし、明日の試合開始を待つのみとなった。

　計量後に行われた記者会見で、場内を“おっ！”と言わせたのはHIROYA（TRY HARD GYM）。サングラスにドクロの裏地が入ったスーツで颯爽と登場したのだ。

　このイメチェンに反応したのが、会見で隣の席に座った木村“フィリップ”ミノル（Fighting Kairos/マイウェイジム）だった。「入場からガラッと今までの自分を捨てて新しい自分で行く」と挨拶した木村にその理由を聞くと、「RIZINでHIROYA選手に長い入場と曲を取られた。だからやめようと思いました。今日もサングラスキャラを取られた（木村はサングラスで会見などに出席）」と、HIROYAの“パクリ”を指摘。

　するとHIROYAは苦笑いして、「僕も悩んだんですが、スーツとサングラスは（UFCの）コナー･マクレガーを意識しました」と、木村のパクリではないと否定した。

　また、公開練習時に「計量で僕の身体を見てみんなビックリすると思う」と予告していた久保優太（K-1ジムGOTANDA）は、上半身だけでなく足も筋肉の盛り上がりがハッキリと分かるほどの肉体に仕上げてきた。

　それに対して番狂わせを狙うNOMAN（DTS GYM）は、「いつも通りだと思った」と一蹴。久保は笑みを浮かべ、「自分では過去最高だと思っています。リングで向かい合った時に、違うと思うんじゃないかな」と、リング上で思い知らせると言い放った。

＜各選手のコメント＞

木村“フィリップ”ミノル（Fighting Kairos/マイウェイジム）
「めっちゃ仕上がりました。めっちゃハードなトレーニングをして減量もバッチリで、早く試合がしたくてワクワクしています。ゲーオとタイトルマッチをやったのは俺だし、野杁選手は優勝候補だと思うので、明日は誰が見てもアツい試合になると思う。それに対してワクワクする。明日は楽しみたい。遊び感覚で自分を出し切ります」

野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場）
「僕もそうですが、全選手一発で計量をパス出来て調子がよさそうなので、誰が相手でも楽しそう。（ゲーオやグランダーが優勝候補にあげていることについて）そう予想されるのは嬉しい。その期待に応えられるように、その2人と対戦できる世界トーナメントにつなげたい」

HIROYA（TRY HARD GYM）
「みんな仕上がりがよさそうだし、僕もよいので明日が楽しみです。僕が優勝すると思っている人は少ないと思いますが、明日は楽しんで優勝します」

寺崎直樹（Booch Beat）
「自分もこんな素晴らしい選手たちと並べられて嬉しい。写真撮影でHIROYA選手と目が合ったら自信に満ち溢れていたので、それを見てさらにやる気になりました。自分の全てをぶつけて爆発したい」

山崎秀晃（K-1ジム・チームドラゴン）
「最高の状態でリングに上がります。全て勝ちます。頂点に立ちます。ゲーオへの道を開きます」

左右田泰臣（K-1ジム・シルバーウルフ）
「試合が決まってから今日まで、何のために生きてきたのか明日は答えを出します」

NOMAN（DTS GYM）
「僕に求められていることは理解しているつもりなので、頑張ります」

久保優太（K-1ジムGOTANDA）
「計量で（身体を）見てもらった通り、かなり練習を積んできたので楽しみにしていてください」