【ベラトール】大道塾・加藤久輝、タイトル再挑戦に向けて前哨戦

2016/10/21（金）UP
（最終更新：2016/10/21 12:21）

　10月21日（金・現地時間）アメリカ・テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムにて開催される『Bellator 162』の前日公開計量が、20日（木・同）同所で行われた。

　ミドル級ワンマッチに出場する大道塾の加藤久輝（プロではALIVE所属）は、対戦相手のA.J.マシューズ（アメリカ）とともに計量クリアー。試合開始のゴングを待つのみとなった。

　加藤は北斗旗全日本空道無差別選手権大会で3度優勝、全日本空道体力別選手権大会では4連覇を達成した実績の持ち主。2013年3月にプロMMAデビューを果たし、相手を吹っ飛ばすパンチと豪快な投げ技で、試合を見た者に強烈なインパクトを残すことから“メガ・インパクト”の異名を持つ。

　Bellatorには昨年6月から参戦。同年の11月に迎えた第2戦目でメルヴィン・マヌーフとBellatorミドル級王座決定戦を争うもKO負けを喫した。今年6月の『Bellator 157』ではキックボクシングルールでKO勝利を上げ、今回が第4戦目となる。

　対するマシューズは13戦8勝5敗のMMA戦績を収め、勝ち星のうち6勝がKO・TKO勝ちという強打者。昨年末の『RIZIN』に出場している。

　試合を前に現地メディアの取材に応じた加藤は、「ストライカー同士の対決だけれど、マシューズはキックボクシングやムエタイよりで、僕は空手がベースのスタイル。おそらく、2人がある程度間合いをとって打撃を中心に戦うことになると思う」と試合展開を予想。

　また、「今年は4試合を戦うつもりでいた。今回の試合（2016年第3戦目）のあとに、出来ればもう1試合やりたいと思っている。そして近いうちにタイトル挑戦まで辿り着きたい」と話している。

　MMAの試合は4月の『RIZIN.1』での勝利から約半年ぶりとなる加藤。強打者対決を制して、再びタイトル挑戦に近づくことが出来るか。

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