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【シュートボクシング】鈴木博昭がヒジあり直訴、RIZINとラウェイ参戦も視野に

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2017/03/26(日)UP

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今回ヒジありルールに挑む鈴木。RIZIN、ラウェイ参戦も視野に入れている

 4月8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』で、WBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人(山口道場)と対戦するシュートボクシング(以下SB)世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)が、ヒジ打ちありのルールをSB協会へ直訴。山口サイドが了承し、シーザー武志会長も認めたことから、ヒジ打ちありのルールに変更となった。

「立ち技総合格闘技」を標榜しているSBでは元々ヒジ打ちありのルールが採用されていたが、キックボクシングが世界的にヒジ無しルールが主流となったため、ヒジを封印していた。

 鈴木はヒジありルールを直訴した理由を「以前、SBがヒジなしルールの方向で行くと決まった時に、うちのジムは反対派でしたからね。僕は当然SBを主戦場にしていますし、他団体の選手がこっちの土俵に乗り込んでくるのを迎え撃つことが多いです。こっちから飛び込みたい気持ちが強く、せめてこっちでやるなら向こうの土俵でもあるヒジありでもやってもいいと思いました」と、あえて相手の土俵で勝負したかった、と語る。

 また、昨年12月に旗揚げされた“純”キックボクシングルールの大会『KNOCK OUT』への参戦も意識したものであるという。

 ヒジ打ちの練習は普段から「普通にやっています。寝技、グラップリングもやっていますからね」と言い、他の格闘技への参戦も視野に入れているという。

 グローブを着けずバンテージを巻いた手のみで殴り合い、頭突きもある地上最激の格闘技ラウェイにも興味があり、「あれもいいですね。面白いところ、盛り上がるところ、自分が目立つところに出たいです。他のリングに上がることでシュートボクサーでこういうやつもいるよというのをアピールしたいです。ヒジあり、寝技ありでも問題ないですから」と話す。

「そもそも僕は総合格闘技をやりたくてジムに入ったのでルールにこだわりはありません。元々うちのジムにいた総合の先生が辞めたので今はSBと柔術のジムになりました。また格闘技が盛り上がってきているので、それに乗っかっていきたいですね」と、同じシュートボクサーのRENAとアンディ・サワーが参戦しているRIZINにも興味を示す。

「もしかしてKOされることがあっても、これからは内容にこだわった試合をしていきたいと思います。SBだけじゃなくKNOCK OUT、RIZINでも内容が問われますからね。SBの看板を背負うためにも、今回は落とせない一戦。これから僕は“いつでもどこでも誰でもやってやる”という言葉を行動に移していきたいですね。今回はそのための第一歩だと思います」と、負けることを恐れずに挑んで行きたいと語った。

PHOTO/(C)SHOOT BOXING

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