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【ZST】サップ戦を目指す平信一の3戦目決定「相手が気絶するまで投げる」

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2017/08/20(日)UP

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ボブ・サップとの対戦をアピールするZSTライト級王者・平信一

 9月10日(日)東京・ディファ有明で開催される『ZST.57』の記者会見が都内にて行われ、第2代ZSTライト級王者・平信一(綱島柔術)と上田貴央(パラエストラTB/GENスポーツアカデミー)が出席した。

 既報の通り、平はシアワン・アブザバディ(イラン/R-BLOOD)と無差別級で対戦する。昨年11月に第2代ZSTライト級王者決定トーナメントを制覇し新王者に輝いた平はボブ・サップとの対戦をアピール。サップ戦を実現させるべく、〝ロード・トゥ・サップ”と題して自ら無差別級での試合を要求する平に対し、今回、ZST運営委員会が用意したアブザバディは180cm、体重100kgの巨体を誇り(平は175cm、70kg)、イランではレスリングでタイトル獲得歴があるという。

 投げ技に強いこだわりを持つことで知られる平は、意気込みを聞かれると「投げるだけ。以上」と一言。ロード・トゥ・サップ2戦目となった5月のマックス・ザ・ボディーとの一戦では圧勝したものの投げ技を見せられなかったことを猛省しており、「前回は投げられなかったので負けに等しい。今回は投げなきゃいけない。相手が気絶するまで投げたい」と投げでのKOを狙うという。

ロード・トゥ・サップ2戦目も圧倒した平

 試合に向けては「ジムでの練習は参考にならないのであまり行かないようにしている。普通の練習をしていてもダメだと思うので山とか海で戦っている。相手は富士山レベルであって、僕は結構前に2回登っているのですでに勝っている。御殿場ルート(標高1440Mからスタートするこのルートは、吉田、富士宮、須走の3つのルートと比べて距離も標高差も群を抜く超難関コースであり、山頂まで約8時間半はかかる)で行って高山病になったが、日帰りで帰ってきた。海ではそんなに泳げないが、泳いできた」と具体的な練習内容を明かさず、謎の“平ワールド”全開で会見に集まった記者陣から笑いを誘っていた。年内にはサップ戦を実現させたいという平に対し、ZST・桔川淳一代表は「今回の投げ方次第では考えていきたい」と前向きな返答をした。

  そして、今大会に出場する上田貴央は5月大会参戦が決定していたものの大会前日に急性ウィルス性胃腸炎を発症したことで欠場。今回の復帰戦では韓国のション・ウォンニ(SSEN GYM)と対戦する。2月以来の試合となる上田は「前回大会で欠場して関係者の皆様に迷惑をおかけしたので今回は全部取り返してお釣りが出るぐらいの試合を見せたい」と意気込みを語った。 

<追加対戦カード> 

▼ZSTルール ライト級 5分2R
小金 翔(フリー)
vs
上田厚志(総合格闘術骨法烏合會 矢野卓見道場)

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