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【K-1】日菜太が不倒王をKO宣言、120発蹴りを披露

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2017/11/30(木)UP

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得意のミドルキックを合計120発ミットに蹴り込んだ日菜太。蹴りに関しては他の追随を許さない

 12月27日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~』のメインイベントに出場する、初代REBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)の公開練習が11月28日(水)都内所属ジムにて行われた。

 日菜太は初代Bigbangスーパーウェルター級王者・廣野祐(NPO JEFA)と第2代K-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)への挑戦者決定戦を争う。

 公開練習では、左ミドル10連打・右ミドル10連打から始まり、左・右ミドルの交互の連打、左右それぞれ20連打・強く10連打など、蹴るパターンと回数を変えながら合計120発の蹴りを披露。「一番蹴れた時に比べたら蹴る数は減ったけれど、一発一発のダメージを与えられるようになった。蹴りまくる日菜太を見たいと言ってくれる人もいるので、どうやってやろうかなと考えています」と、得意の蹴りを存分に見せたいようだ。

 6月の「第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」では1回戦でジョーダン・ピケオーに敗れ、9月大会ではセルジオ・サンチェスに勝って再起を飾った。「6月、9月に外国人選手と戦ってフィジカルを鍛え直さないといけないという課題が見えた。スタミナやスピードは自分の長所ですが、単純な押し合いでも外国人選手に負けたくないので、今はテクニック+押し負けない力が欲しいと思ってトレーニングしています。そうしないと僕が先に見据えている相手(チンギス・アラゾフ)には通用しないし、その意味でも廣野戦は力を試すいい場なんじゃないかなと思います」と、アラゾフ戦を見据えてトレーニングしているという。

 その成果は「一発一発のパワーがついたと思います。特にそれを感じるのはパンチで、パンチに力が乗る感じがしています。僕は格闘技を始めて13年ですが、パンチに力を乗せる感覚が段々と分かってきました」と攻撃力アップに手応えを感じている。

 廣野とは2014年10月にREBELS 70kgタイトルマッチで対戦しており、この時は王者・日菜太が判定2-1で辛勝している。

「廣野選手は相手の良さを消して前に出て、泥試合に引き込むスタイルで、やりづらさはナンバーワンだと思います。廣野選手相手にいい試合をするのは難しい。でもK-1のメインを任された以上、面白い試合をしないといけない。ただ勝つだけではお客さんも納得しないけれど、廣野選手はただ勝つだけの試合をやってくる選手だから難しいハードルです。でもその一歩先を超えないといけなければ倒せないと思うし、誰もまともにKOしていない廣野選手を倒します」と“不倒王”の異名を持つ廣野をKOすると宣言。

 そして「(スーパー・ウェルター級は)僕が負けたら終わると思うし、僕が通用しなかったらやる必要がない階級になってしまう。若い選手たちに70kgという階級を目指してもらえるように、俺がやるしかないと思っています。僕はこの1年でK-1ファイターになれたかと言われら、まだK-1ファイターになりきれていないと思います。だから次の試合で倒して勝って“K-1の日菜太”になって、3月に“K-1チャンピオンの日菜太”になります」と言い放った。


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