2018/01/02（火）UP
（最終更新：2018/01/04 08:44）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

関根（左）vsアンブリッツ（右）。日米の肉弾が激突

　1月3日（水）千葉・舞浜アンフィシアターで開催される『巌流島　OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA－謹賀新年、宿敵同士の果たし合い－』の前日記者会見が、2日（火）都内にて行われた。

　第6試合は関根シュレック秀樹（43＝柔術/日本）vsジミー・アンブリッツ（40＝MMA/アメリカ）の日米筋肉対決。

日本人離れした肉体を持つ関根

　関根は日本人離れした筋肉の塊のような身体を持ち、国内外のブラジリアン柔術の大会で数々の優勝。MMA（総合格闘技）では主にDEEPのリングで好戦績を収めてきたファイターだ。また元警察官で”警察官最強と呼ばれた男”という異名も付いている。

　関根は「バックボーンである柔術の技がアンブリッツに通用するのか。そういうところを楽しみにしています。自分自身まだ元警察官という誇りを持っているのですが、巌流島ルール（着衣の総合格闘技）という路上の戦いに近いルールで、警察官が馬鹿デカイ怪獣のような男を制圧し逮捕出来るのか。そこを観て欲しいので頑張ります」と、巌流島ルールの特徴である実戦性を、警察官であった自分が体現するとした。

5月の巌流島でアンブリッツのスネ受けで菊野がスネを負傷し無効試合に

　一方、アンブリッツはこれまで巌流島に2度参戦。海鵬にはTKO勝利、菊野とはローをスネで受け、菊野がスネを負傷し無効試合となっている。
「巌流島に出場するのは3回目ですが準備万端です。明日のテーマは、とにかく観ている皆さんが楽しめる試合をしたい。関根選手はパワーが有るので私も同じようにパワーを出して戦います」と、パワー対決に受けて立つとコメントした。

期待のヘビー級超新星シビサイ（左）vs巌流島トーナメント初代覇者ドゥエス（右）

■セミファイナル＝ドゥウェスvsシビサイ頌真
巌流島初代トーナメント覇者ブライアン・ドゥウェス（29＝キックボクシング/オランダ）と対戦する、ヘビー級期待の新星・シビサイ頌真（しょうま/26＝倉本流武術/日本）は「体調はすごく良いです。（セミファイナルに抜擢されたが?）期待に応えられるように頑張ります。新年にふさわしい盛り上がる試合をします」と意気込む。

　さらに個別取材では「今回勝って、関根（シュレック秀樹）選手と戦いたいです。良い試合が出来ると思うので」と第6試合に出場する関根を次のターゲットに早くも挙げた。
　
　一方、ドゥエスは「前回、巌流島に出場したのは2015年だったので、今回また戻って来れて嬉しく思います。明日は精一杯の力を出し尽くして勝ちます。よろしくお願いします。押忍」と、初代トーナメント覇者の実力を見せ付けると話した。

■第4試合＝鈴川真一vs斐也
　猪木イズム継承の闘魂力士・鈴川真一（34＝大相撲/日本）が初登場。鈴川は「明日はしっかりと闘魂を皆さんの前で見せます」と意気込む。

鈴川（左）vs斐也（右）。鈴川は闘魂を見せられるか

　イーファイトの個別取材では「（試合プランは）ノープランです。猪木会長が言っているような異種格闘技の凄い試合をしたい。僕はどんなルールでも戦います」と語った鈴川。”いつ何時、誰の挑戦でも受ける”プロレスラーとして戦いに臨む。
　
　対戦相手の斐也（30＝よしなり/キックボクシング/日本）は「明日は自分に携わってくれている皆様に感謝して、観ていて楽しい試合をします。それと、道場の子供達も来ますので感動を与えたいです」と熱く意気込みを語った。
　
■以下、会見に参加した選手のコメント

シャロマエフ（左）vsトヨタ（右）

エブゲニー・シャロマエフ（28＝空道/ロシア）
「今回参戦出来て光栄です。巌流島は2度目です。明日は良い試合をお見せします。押忍」

カルロス・トヨタ（46＝柔術/ブラジル）
「明日は空手（空道）vs柔術ですけど、僕は空手も黒帯だし少林寺も黒帯だし、テコンドーも今やっているけどもうすぐ黒帯だし（笑）。打撃大好きだけど今回は面白い試合をしたいので寝技に行きたいですね（この試合は15秒だけグラウンドでの関節技、絞め技が有りの特別ルール）。よろしくお願いします」