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【KNOCK OUT】1回戦で対戦する不可思と健太が舌戦を展開

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2018/01/16(火)UP

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フェイス・トゥ・フェイスで真正面からにらみ合う健太(左)と不可思(右)。早くも因縁が生まれた

 2月12日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT FIRST IMPACT』。今大会から開幕する「KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王座決定トーナメント」の記者会見が、1月16日(火)都内にて行われた。

 舌戦を繰り広げたのは、1回戦で対戦するRISEスーパーライト級王者・不可視(クロスポイント吉祥寺/REBELS)とWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太(E.S.G)だった。

 不可思は「昨年はひとつ下の階級(ライト級)に落としてトーナメントに出たが、それが獲れなくて。今回は自分の階級でトーナメントをやってもらえるので凄く楽しみにしています。昨年は誰よりもKNOCK OUTを盛り上げてきたという自負があるので、この自分の階級であるスーパーライト級トーナメントは自分が絶対に優勝しないといけないと思っています。相手の印象は対戦相手のいいところを消してくるイメージなので、つまらない試合にはさせないように頑張ります」と、いきなり毒を吐く。

 それに対して健太は「13年間キックボクサーとしてやってきて、ベルトも団体もたくさんあって本当の日本チャンピオンが誰か分からない世界で、その垣根を越えて集まってやれるトーナメント、ここで勝てば本当に日本一と言えるのでワクワクしています。不可視選手の印象はいつもギラギラしている“ギラギラギラ男くん”って感じで、試合内容もそのままオラオラ感が出ているのでいいキャラクターだと思っています」と大人の態度を示す。

 しかし、不可思が健太より優っている部分は「面白い試合をするっていうのと倒すのは勝っている」と言うと、健太は「見る人が見れば僕の方が面白い試合が出来るかなって思っています」と反論。

「僕は自分の試合を自分で見ても面白いなって思う」とナルシストぶりを発揮した健太は、「不可思選手の試合が逆に面白くないなって思う。だから何を言われても何とも思わない」と、つまらない試合をしているのはむしろ不可思だと言い放つ。

 すると不可思はニヤリと笑い「選手からすると見方はそれぞれなので、それはお客さんが決めること。お客さんに聞いてみれば、どっちが面白いかって分かりますよ」と、健太への挑発を続けた。

 プロのナルシスト=プロフェッショナルシストを名乗る健太からすれば、侮辱的な言葉を投げかけられた形となった。健太も元々は激闘派であり、佐藤嘉洋、城戸康裕、T-98などの強敵を撃破してきた実力者。不可思との一戦はプロフェッショナルシストの意地を懸けた一戦となりそうだ。

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