【シュートボクシング】ムエタイと初対決の海人「負ける要素は1つもない」
2月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2018 act.1』のメインイベントに出場するSB日本スーパーライト級王者・海人(TEAM F.O.D)の試合直前コメントが主催者を通して発表された。
海人の相手は、ムエタイタイトルのひとつであるWMCの元世界フェザー級王者で、SB世界スーパーライト級2位のタップロン・ハーデスワークアウト(タイ)。
前戦となった昨年11月のSB日本スーパーライト級王座決定トーナメントでは一回戦で元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也、決勝戦でWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太選手を撃破して念願のタイトル獲得を果たした海人。
「強豪が集まったトーナメントで勝ち抜いて獲ったベルトです。全試合倒して勝とうと思っていましたが、倒し切れなかったところが反省点でもあります。あのトーナメントに点数を付けると・・・・・・100点満点で10点ぐらいでしょうか」と控え目な自己採点。
現在の練習では、トーナメント前から全体的に技を磨いており、「パンチ力は以前よりも上がっている実感はあります。以前よりもパワーというよりもインパクトの瞬間を大事にしようと握りを意識していることで威力の方は断然上がっていると思いますよ。その他、蹴りなど全部自信を持っています」とさらに強くなっている実感があるという。
今回の相手タップロンは鈴木博昭に3度、MASAYAにも勝利しているSBキラー。SBエースとして、あえて相手の土俵であるヒジありルールでの一戦に臨む海人は「ムエタイの選手なので蹴り、ヒジには気を付けようと思いますが、それぐらいではないでしょうか。ヒジありが認められた方がタップロンにとってもいいかなと思い、SB協会にはヒジありでお願いしました。勝つ自信はありますし、僕が負ける要素は1つもありません。歴代のSBチャンピオン勢に勝っていて、僕がSBエースの座にいるためには避けては通れない相手。ここで僕が勝って本物だというのをみんなに認めてもらいたいです」とコメント。
今年1年の目標については「今年はS-cupが開催される年でもあるので、そこで頂点を狙います。声がかかれば鈴木選手が参戦するKNOCK OUTスーパーライト級トーナメントに出たいとも思いましたが、僕がSBを盛り上げてKNOCK OUT以上のものにしていきたいと思います。そこで鈴木さんにはぜひ優勝してもらってS-cupのリングで再戦できたらいいですね」とS-cup制覇を目標に掲げる。
26戦目にしてムエタイと初対決の海人は「まずはタップロン戦です。チャンピオンとしての初戦になるので盛り上げて勝ちます」と勝利宣言した。
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