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【ボクシング】JK美女ボクサー鈴木なな子が2戦目=空手を活かす

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2018/02/16(金)UP

JKプロボクサー鈴木なな子がプロ2戦目に挑む

 新人選手に女子高生も目立つようになったプロボクシング界で、極真空手の実績を武器として戦う鈴木なな子(18=ワタナベ)は、2月18日、女子4回戦、48.6kg契約で、同世代のボクシング・エリート、廣本江瑠香(17=広島三栄)と広島で対戦する。

 昨年から急速に競技人口を増やす女子ボクシング界では、33日にも四宮菊乃(17=川崎新田)が日本女子史上最年少デビュー戦を控えているなど、高校生の人材を早期から育成する新文化が持たれようとしている。

腹筋中にカメラを向けると笑顔を見せてくれた

 その中で「美少女正統派」として関係者の間で話題を集め始めているのが、この鈴木だ。昨年5月に児玉このみ(18=岐阜ヨコゼキ)に3-0のフルマーク判定勝ちしてプロボクシングの初陣を飾った鈴木は、6歳から16歳まで新極真会で空手に励み、同流派が主催する2016年全関東大会では一般女子の部で軽量級優勝などの実績もある。ボクシング・デビュー戦を振り返る際にも、鈴木は「空手の先輩がたくさん応援に来てくれた」と感謝を口にした。 

デビュー戦ではフルマークの判定勝ちを飾った鈴木

 10代のうちに、別の競技にも、もうひとチャレンジしたかったという鈴木。以前から関心のあった「顔面ありルール」の中から、ボクシングを選んだ。

「戦力面でも空手は確かなバックボーンになっている。戦う持久力がフィジカルでもメンタルでも高まって、何より打たれ強くなった。距離感が違うので、使えなくなった技術も結構あるけど、それも、少しずつ応用を利かせられるようになると思う」(鈴木)

性格は周囲いわくクールであるという

 性格は周囲いわく「クール」。たしかに底抜けに明るい様子でもないが、担当トレーナーは「日頃の練習ではやるべきことを欠かさずやる真面目さ」を評価した。所属ジムの代表で、プロボクシング協会の会長でもある渡辺均会長も、鈴木について「今のボクシング界には、それぞれの才能を存分に活かそうという気概を持った女子選手が増えている。鈴木にも競技の活性化につながる出世を見せてほしい」とスターへの成長を期待している。

 広島市内のマリーナホップで対戦する廣本は、昨年10月のプロデビュー戦に判定勝利。幼少期からボクシングで特訓を受けてきた逸材で、鈴木にとって不慣れなサウスポースタイルではあることも不安要素だ。しかし鈴木にためらった様子はない。「空手時代から、スポンサーのように医食住を支えてくれている両親のためにもここを突破して恩返ししたい」と勝利を誓った。

【大会スケジュール】
日時 2018年2月18日(日)開始13時
場所 広島マリーナホップ

▼48.6kg契約 4回戦
鈴木なな子(18=ワタナベ)
vs
廣本江瑠香(17=広島三栄)

料金 10000円/8000円/5000円
問合せ 広島三栄プロモーション 082-261-1830

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