【クンルンファイト】健太の紳士的行動に中国から賞賛の声

2018/05/11（金）UP
（最終更新：2018/05/11 19:27）

　5月6日（日・現地時間）中国・海南島で開催された中国の格闘技大会『KUNLUN Fight 73』に、日本人キックボクサーのWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太（30＝E.S.G）が出場した。

　健太は同大会のスター選手であるウェイ・ユーフゥイ（中国）とメインイベントで対戦し、判定2-1で惜敗。互角以上の勝負をして中国のファンに印象付けたが、それ以上にファンの心に響く出来事がその後にあった。

　中国メディアの報道によれば、全試合終了後、健太が記者会見を終えたところで一人のラウンドガールのヒールが折れ、足を捻って歩くことが出来なくなっていた場面に遭遇。すると健太はそのラウンドガールをおんぶして、会場外に待機していた救急車まで運んだのである。

　フルラウンド戦った試合直後で疲れているのにも関わらず、おぶってくれた健太にそのラウンドガールは感激のあまり涙したという。この光景を見ていた記者がコメントを求めると、健太は「試合後は疲れていましたが、足が痛くて歩けない女の子を見て放っておくことは出来ません」と答えた。

　この“イケメン”なニュースは中国のニュースサイトでも多数取り上げられ、「試合後に起こった場面には、この日本人に誰もがより好意的に敬意を払うようになった」「こんな健太をあなたは愛さなければならない」と書かれ、ハッシュタグには「温かい男」の文字が。まさに日本男児の面目躍如となった。

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